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ザ・ピーナッツ

園まりさんとあなたの相性は?

副題:占いで遊んでみよう(^^/

Photo

ピーナッツさんの珍しい画像を見つけました。
よく見たら、右上に園まりさんの写真も載っています。
この画像、「ザ・ピーナッツ」・「園まり」どちらで検索しても見つけられなくて、どういうわけか、日野てる子さんでヒットしたんです。
園まりさんの初々しさからすると、たぶん「♪何も云わないで」を歌っていた頃の雑誌でしょう。
内容は、耳の形による「性格・運勢・相性 占い」だそうです、ヘエ~。

「耳で占い」はしたことありませんが、25年も前、長女が生まれたとき姓名判断に凝ったことはありますね。
どんな名前が良いかと、たくさん本を買い込んで、ずいぶん研究しましたよ。
でも、結局「語感」で決めました。
たくさん名前を考えたのですが、発音の美しさから「えみ」か「まり」がいいなと思ったんです。
そして、画数が良い漢字をいろいろ考えている時、「カミサンの意見も取り入れなくちゃ」と想い、候補を書き込んだノートを見せたのです。
「どっちがいいと思う?」

私の意見は100%取り入れられたのか、それとも無視されたのか、娘の名は「えりちゃん」になりました(^^;

候補が「えみ」と「まり」に絞られたとき、園まりさんや伊藤エミさん(ザ・ピーナッツ)を想い出したわけではありませんでしたが、「その名前が美しい」という感覚があって、今にしてみたら、「刷り込み」ってあるのかな~、なんて想います。
それでね、上の画像を見つけたとき、「お二人の姓名判断をしてみたら面白いかも?」って思いついたんですね。

25年前、たくさん買い込んだ本は、全て捨ててしまったので、替わりに面白そうなサイトを探し出しました。

Photo_2

↑これです
(IE11で、うまく動作しないときは『Google Chrome』でお試し下さい)

姓名を「ひらがな」で入力し、「診断」をクリックするだけ。
結果は「-9」から「+9」までの数字で出てきます。
たとえば、「そのべまりこ(園まりさんの本名)」と入力すると、こんな結果が...

Photo_3

さらに、診断の詳細説明を見ると


■十姓名で見抜く あなたの素質

あなたは、子供のころの無邪気で純粋なキモチを大人になってもずっと忘れずに持ち続ける人です。 色で例えるならば「ピュアホワイト」。本質的にはとても純粋で、正義感の強いところもあります。

基本的な部分はほぼ変わることなく、いつのまにか大人になってしまったという感じですから、時折あなたの思い切りの良い発言や行動が、周囲をドキッとさせることもあるでしょう。これは、他の姓名数の人との感覚の違いによるものです。当たり前のことを当たり前に表現することが、周囲からすると、かえって新鮮に感じるのです

とても純粋で素直なはずのあなたにも、どこか頑固でへそ曲がりな部分が・・・云々


などと出ています。

純粋無垢だけど頑固なタイプなんだって...う~ん占いって、基本的に「お遊び」なのですが、当たっているような気もしますね~

ちなみに、「そのまり」でも、本名の「そのべまりこ」でも、同じ結果になります、偶然ですが。

一方、伊藤エミさんを本名(いとうひでよ)で診断すると[-1]、中尾ミエさんと同じになりました。
ちょっと意外ですねぇ、エミちゃんのほうがずっと可憐な印象があるんですが。
芯のあるまっすぐなタイプで、正義感が旺盛な反面、ちょっぴり頑固な面があるかもしれません。
ミエさんも、本名で占うと同じタイプなんですが、園まりさんにしたら、あこがれていたうえに、年上で尊敬していたピーナッツさんの言葉のほうが、受け入れやすかったかもしれませんね~
(あ、これ あくまでもお遊びですから ^^;)

さらに、関係ありそうな人も一緒に姓名判断してみたら、こんな結果でした。

ごうだみちとさん(合田グループ会長)[0タイプ]
そのべまりこさん(園まり)[0タイプ]

あぶみまさよしさん(キタガワサウンズ社長)[-1タイプ]
いとうひでよさん(伊藤エミ)[-1タイプ]
なかおみねこさん(中尾ミエ)[-1タイプ]

いとうつきこさん(伊藤ユミ)[+2タイプ]

いとうのぶこさん(伊東ゆかり)[+5タイプ]
○○○○○○さん(深山ゆり)[+5タイプ]
みやがわひろしさん(宮川泰)[-5タイプ]

    ※[タイプ]の絶対数が小さい順 かつ 50音順
   
「全タイプの特徴一覧」はこちら
   深山ゆりさんの本名は伏せてあります
   
それぞれの詳しい内容については、実際に名前を入力して、確かめてみてね。

「あぶみまさよしさん」は園まりさんの所属事務所(キタガワサウンズ)の社長さん。
「ごうだみちとさん」はキタガワサウンズを含む、合田グループの会長さん。
「○○○○○○さん」は公私にわたって園まりさんを支えつづけた、元女優で実姉の深山ゆりさん。
「みやがわひろしさん」はいわずと知れた、ザ・ピーナッツと園まりさんの恩師、宮川先生ですね。

私自身も、本名で診断してみたところ、伊東ゆかりさんや深山ゆりさんと同じ[+5タイプ]になりました。
でも、これは、偶然じゃないのです。
タイプが全部で「-9」から「+9」までの19種類しかありませんから、調べれば何処かの有名人と同じになる確率は、限りなく100%に近い。
さ~て、あなたは、だれと同じになるでしょうか^^?

 

○「憧れのあの人」と「あなた」の相性診断

Photo_4

ジャジャーン ↑本日のメインテーマです。

芸能人の中でも、園まりさんと相性がよさそうな、伊東ゆかりさんで「相性占い」をしてみましょう。
上の無料診断画像をクリックすると「相性占い」のサイトに行きますから、画像のとおり、お二人の本名を入力して「診断」を押してください。

Photo_5

これが結果です。

伊東ゆかりさんはとても女性的で、それに比べると園まりさん、ちょっと中性的なんでしょうか?
ゆかりさん、警戒心が強いタイプで、まりちゃん純粋無垢だけど、非常に強情な面があるんですって。
何れにしても、相性はよさそうですね。
それじゃ、あなたも試してみて!
だいじょうぶです、これは一種のエンターテイメントなので、そんなに悪い結果、出やしません。
わたし?「いとうのぶこさん」と同じ結果でした^^

ザ・ピーナッツのお二人も試してみましたよ。

Photo_6 「いとうひでよ」&「いとうつきこ」で占ったのがこの結果。
お姉さんが妹のユミちゃんをリードしていくタイプなんでしょうか。
「初対面から比較的合いやすい関係でもあります。」だって(笑)
初対面っていつ?

ちなみに、私とカミサンの相性診断もしてみたんですが、「相性は良いけど尻にしかれる(私が)」組み合わせみたいです(^^;

尚、当該サイトの安全性はチェックしましたので、本名を入力してもだいじょうぶ。
ただし、リンク先で、氏名・クレジットカードの番号やその他ID・パスワードを求められることがあっても、絶対に入力しないでくださいね。

↓特定アドレスの危険性をチェックするサイト
gred

 

○「禁断のゲーム」

Photo_7

(IE11で、うまく動作しないときは『Google Chrome』でお試し下さい)

最近「Yahoo!」からメールが来て、開いたら「結婚相性診断」でした。
「50代後半のおじさんには関係ないや」って捨てようとしたんですが、よく見たら「気になる有名人との 結婚相性診断」と書いてあった。
「ドキドキ ドキドキ・・・どうしよう、園まりさんとの相性診断、してみようかしらん?」
うわー、「禁断のゲーム」ですね、これは。

・・・で、やりましたとも(^┰^ゞ

Photo_8

「心の相性:あなたにとってのお相手は、わけもなく引かれるタイプです。あなたと異なる感性を持つからなのかもしれません。あなたがお相手からエネルギーをもらって成長できる、とても良い相性と言えるでしょう・・・」
なんて書いてありました。
えぇ゙~そうなんですか。
私にとって園まりさんは「わけもなく引かれるタイプ」なんですって。
バーチャルゲームだとわかっていても、信じたくなっちゃいますね、まりちゃん大好き!

あなたも一度、相性診断、してみませんか?
こういった類のゲームを楽しむには、ひとつだけコツがあって、それは「都合の良いところだけを見る」ことです。
たとえ、「人生のパートナーと相性が悪い」と診断されたとしても、どうせ「お遊び」なので、無視すれば良いことで、好ましい結果が出たらそこだけ信じればいいのです。

また「憧れの有名人」と相性診断したら、生々しいことが書いてある部分は、読み飛ばしたほうが良いでしょう。
おもわずドン引きしてしまい、現実に引き戻されるかもしれません。
あくまで「バーチャルゲーム」と割り切り、メルヘンチックな所だけ読んで、ウットリしているのが一番です。

・・・おしまい

着物姿っていいな

19676_2

副題:お正月といえば「晴れ着」ですよね

Photo

昭和40年代の中頃まで、私が住む名古屋市内では『名古屋祭り』や『成人式』などの祭日になると『花電車』が走っていたんです。
とっても華やかでゴージャスだったんですヨ。
子供のときは、それがお気に入りでよく見に行きました。

ところが、小学5年のとき、『花電車』を見に行った帰り、成人式のお姉さんとすれ違ったんです。
振袖姿の三人連れで、それはもう、とても艶やかで綺麗でした。
そのとき、想ったんです、「花電車より、こっちのほうがいいな」(^┰^ゞ
振り返って見てましたね~
たぶん、それが人生で最初に「着物姿っていいな」と感じたときです。

ということで、今回は、「晴れ着」を含む、お気に入りの「着物姿」を集めてみました。


1966

昭和41年2月 月刊明星

これです、これ!
私に「花電車より、こっちのほうがいいな」と思わせた三人連れが、こんな感じ(扇は持っていませんでしたが)。
う~ん・・・これぞ、お正月!!

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昭和41年・師走に撮影された写真

Photo_2

現在の銀座4丁目交差点

奥に見える円筒形の建物は『三愛ドリームセンター』。
昭和38年に竣工され、当時東京で一番人気のビルだったそうです。
つまり「一番人気の女性歌手」の背景に「一番人気の観光スポット」を掛けているんです。
銀座4丁目に行かれる事があったら、「ここで、園まりさんが椅子に掛けていたんだなぁ」って想像してみてね、リアルな妄想に浸れるかも^^。

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昭和41年12月 明星

お正月に『フラワー園』を覗いたら、こんな園まりさんに遇えたかも。

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昭和42年

「可愛い~~」としか言いようがありませんね。
見ているだけで、幸せ^^

1967

昭和42年1月 週刊現代

園まりさんには「生々しい実在感」がありますよね
放送局に見学に行ったら、局の廊下で遭遇しそう。
スタジオに行ったら、そこで番組の収録をしていそう。
考えただけで、ドキドキする。
赤坂の「tea room MARI」で逢えそう・・・なんて足げく通った人も多いのではないでしょうか?
現役で活躍されているうちに、一回くらい握手してみたいなぁ。

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S44のアルバム『恋の宴は果てしなく』から

この頃から少しずつ、「可愛いらしい まりちゃん」から「正統派美人の園まりさん」にヘンシンしていきます。

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昭和47年

こんな感じ。
実は昭和46年ごろのアルバム「むせび泣く夜」に使われている写真が、絶世の美女なんです。
でも、あいにく着物姿じゃないので、またの機会に^^;

2014年1月5日追加

Cdbox

CD-BOX 『まりちゃんのア・ラ・カ・ル・ト』から

お気に入りの着物姿を一枚忘れてました。
現在販売中のものなので、はっきりと文字を入れてあります、悪しからず^^;
LPアルバム『愛をあなたに』に使われているものと同じ写真です。


Photo_4

昭和40年2月 家の光

カワイイ~!、ヨーロッパやアメリカ公演のとき子供にしか見られなかったというのがわかるような気がします。
小学生のとき、ピーナッツを見て、自分より15歳も上だなんて、夢にも想いませんでしたもん。

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アルバム 祇園小唄から

ザ・ピーナッツは着物姿というより、舞妓さんが似合いますね。
その姿は幻想的で、園まりさんとは逆に「実在感が無い」ところが魅力です。
大きな存在感が実在感に結びつかなくて、エンターテイメントの世界にだけ存在する『妖精』を見ているよう。
現役時代、お茶の間には、空気のように自然に存在していたお二人なのに。


江利チエミさんは「ジャズシンガー」のイメージが強いのですが、本当は「日本髪に着物姿」がとても似合うのです。

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「深川くずし」のジャケットから

もとは黄色のジャケットなんです。
派手すぎて目が疲れるので、モノトーンにしたら、こんなにステキな写真になった。
御園座の花道近くに陣取って「江利チエミ公演」を観たら、こんな姿を拝めそう・・・

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昭和39年1月 週刊平凡の表紙

実はこの右側にドレス姿のチエミさんが写っていて、そちらも貴婦人のように美しいんですけど、やっぱり、つぎの機会に^^;

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15年くらい前でしょうか、飛騨高山に旅行した時、こんな光景見ましたね。
なんだか得した気分で、その日は一日中ウキウキしちゃいました。
江利チエミさんの着物姿を見ると「あぁ~、日本人に生まれてよかったぁ」って思いますね、これはもう、ほとんど「文化」です。


Photo_7

「アルバムすみだ川」から

いたじゃないですか、着物姿が似合う超大物が。
繊細で可憐な唄声に、優しく可愛いらしい人柄(特に晩年は)。
若い頃の写真には、こんなにりりしい姿もあるんですね。
たぶん昭和44年に撮った写真なので、30歳か31歳くらいでしょうか?
カッコイイなぁ。
だれだか判りますよね?


徒然なるままに、お気に入りの着物姿をUPしてみたのですが、こうして見ると、何か共通点があるような気がするんです。
「ステキだ」「カワイイ」「美しい」「歌手である」・・・そんな見ればわかるような表面的なことじゃないのです。
唄声かなぁ・・・それは間違い無いのですが、他にも何か共通する魅力があるのは確かです。

自信はありませんが、いい意味で「大御所感がない」ことかもしれません。
いずれも、芸能界のトップスターで、まばゆいばかりの煌きとオーラを感じるのに。

伝え聞くところによると、皆とても「心遣い」をされる方ばかりで、後輩からも慕われているようなのです。
たとえば、園まりさんのお話では「ザ・ピーナッツ」のお二人は本当に優しくてパーティーなどでもさりげなく心を配ってくれたらしいのです。

雪村いずみさんが言われるには、チエミさんは見かけによらず、とても繊細な心の持ち主で、いつも人のきもちを考える優しさを持った人だったみたいです。

島倉千代子さんなんて説明の必要もありませんよね。

でも、テレビで見ていても、普段はそんなこと感じなかったでしょ?
押し付けがましさがないのです。
控えめであり、繊細で優しい心が表情に表れているんじゃないかな~、なんて想います。

まあ、それは私の勝手な想像ですが、艶やかな着物姿でお正月気分を味わっていただけたでしょうか?

それでは、上の写真を目に焼き付けて、今晩はいい初夢を見ましょう!
(まりちゃんの初夢を見たいなぁ)

・・・おしまい

岩谷時子さんのこと

「あの人は行ってしまったの・・・」

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昨晩のことです。
先週、発売日に注文しておいた2枚組みアルバム「まりちゃんの夢のアルバム+愛は惜しみなく」が予定どおりに届いたものですから、これを聴いて、くつろぎながら新聞を開くと、「岩谷時子さん死去」のニュースが・・・

Photo_2

ちょうど一枚目の「夢のアルバム」を聴いてたので「確か、この中にも岩谷さん作詞の曲があったはず」と思い出し、「♪帰らぬ初恋」をかけてみました。
恋を失った乙女の寂しい胸の内を描いた曲なんですが、唄い出しと終わりが、こんな詞です。
「あの人は行ってしまったの・・・さよなら さよなら」。

今、頭の中ではこの部分が、繰り返し鳴り響いています。
私は、時子さんのことをほとんど知らないのに、どうしてこんなに寂しく感じるのでしょうか。
どうしてこんなに切なく感じるのでしょうか。

岩谷さんの詞はどれも素直で、心に染み込んでくるものばかりです、この曲は特にそうです、まるで御本人がそんな経験をしたのではないかと想うほど。
そして宮川泰先生による繊細なメロディにのって、園まりさんが唄うと、そこに美しい世界が拡がります。

詞は文字が並んでいるだけのものではありません。
物理的には、紙の上に文字があるだけなのですが、そこには心があります、魂があります。
あなたはラブレターを書いたことがあるでしょう?
もらったこともあるでしょう?
恩人にお礼の手紙を書いたことはありませんか?
そこには何の打算も無く、心を込めたはず、込められていたはず。
文字のなかには、魂と人柄がやどります。
それは作り物である「歌詞」でも同じことだと想う。

私は岩谷さんが数多く創った「歌詞」の中から、優しさと素直さと人間の大きさを感じるのです。

ところで、世界中で、その国の言葉でシャンソンを歌うのは日本だけなんだそうです。
シャンソンが好きで越路吹雪さんが大好きで、マネージャーとして、作詞家・訳詞家として活躍された岩谷さん。
彼女がいなければ、今日のようにシャンソンが「文化」として日本に根付くことは無かったかもしれないと想うのです。

そして、他にも大きな貢献をされた世界があります。
歌謡曲の世界、映画の世界。

ザ・ピーナッツや園まりさんはもちろんのこと、他にも多くの歌手に詞を提供し、大ヒットに結びつけました。
すばらしいのは大ヒットした歌だけではありません。
ザ・ピーナッツの「♪二人の高原」や「♪山小屋の太郎さん」なんて、ほんとうにさわやかで、可愛らしい詞なんです。
すがすがしく、また、ほのぼのとした気持ちになれるのです。

メガヒットだった園まりさんの「♪逢いたくて逢いたくて」や「♪ひとりにしないで」は心の底からウットリできる。
「♪私を責めないで」なんて、これをヒントに恋愛小説がかけそうなほどドラマチックだ。

上に書いた「♪ひとりにしないで」は、映画「愛のきずな」の主題歌として創られたと思うんですが、これがストーリーにピッタリ。
映画の中では、ほとんどメロディだけで、歌が聴けるのはエンディングのみ。
それでも歌詞が重要な意味を持っているんです。
「映画」が劇場公開されたとき、「曲」はすでにヒットしていた。
映画より一足早くリリースされ、歌詞が皆の脳裏にインプットされていたのです。
そのメロディは、劇中でシーンにふさわしい、さまざまなアレンジが施され、繰り返し流されますが、観客の頭の中には無意識のうちに歌詞も流れたことと想う。
そしてドラマチックな演出に一役かっていたわけです。

「クレージー黄金作戦」では「♪ウナ・セラ・ディ東京(ザ・ピーナッツ)」や「♪つれてって(園まり)」など、時子さんが手がけた歌が流れました。
特に「♪つれてって」はこの映画専用の特別バージョンだったんです、それが映画のシーンにピッタリ。
作詞するときは、まだ台本もほとんど出来ていなくて、シナリオも定まっていなかったはずなのに。
岩谷さんの想像力にはすごいものがあるんです。
メルヘンの世界に生きる少女のような感性と天分の才能、そして人の気持ちを汲みとる広くて深い心を持っていたに違いありません。

今、お蔵入りにしていた、この2本のDVDを、またゆっくり観ようと思っています。
今度は「お時さん」の創った歌詞に心を傾けながら。
そして、手元にあるCDの中から、「作詞・岩谷時子」を選んで聴いてみようかなと考えています。

偉大な故人に想いを馳せ、ご冥福を祈りながら。

・・・おしまい
        
       

『ザンビ』

副題:ザ・ピーナッツ発祥の地

Photo

○アメリカ公園
昭和30年代の中頃まで、我が家の近く(名古屋城の近くと言った方がわかりやすいかな?)には、通称『アメリカ公園』なるものがありましてね。
ウサギ小屋のような、庶民の家が建ち並ぶ町並みの中で、そこだけがおとぎ話の世界みたいに、綺麗だった。
西欧の学校みたいな雰囲気で、見たこともない遊具もたくさんあった。
普段は門が閉まっているのだけれど、休日になると解放される。
それをめあてに、近所の子はみんな遊びにいったものです。

そこにはときどき、青い眼の子がいましてね。
当時の私と同じ、5歳くらいの女の子と、もうちょっと年長のお兄さんです。
二人とも金髪で、透きとおるように色が白く(まあ、白人ですから)、女の子は、お人形さんみたいだった。

一緒に遊んだこともあったんです。
言葉は全然通じないのですが、不便は感じなかった。
子供の遊びって、万国共通なんでしょうか?

それで『アメリカ公園』の正体なんですが、これがいまだにわかりません。
「進駐軍の居残り組」の子女が通う学校だった様な気もするのですが。
そういったものも昭和40年頃には全て消えてしまった。

                                                                                  

○『ザンビ』
ところが、つい最近まで、想わぬ所に進駐軍の名残があったらしいのです。

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昔の『ザンビ』

写真のリンク先を見てもらえるとわかるのですが、このお店、戦後「進駐軍の将校さん」の社交場として創られ、その後、先代のオーナーさんが譲り受けて、レストラン兼ナイトクラブとして開業した模様です。
実は今年の夏、急に思い立って、『ザンビ』を探しに行ったことがあるのです。
「ザ・ピーナッツ発祥の地」をこの目で見ようと。

説明が後になってしまいましたが、このお店、ピーナッツのお二人が、ナベプロにスカウトされる前、「伊藤シスターズ」の名で唄っていた(もちろん、通っていた学校には、ないしょで ^^)ナイトクラブです。

もっとも、私はものごころつく前のことなので、当時のことを知りません。

ところが「中日新聞」で、エミちゃんの訃報記事を見たとき、ザンビが東区にあることを知った。
ネットで調べて出てきたのが写真のリンクだったのですが、実際に行ってみると、高層マンションになっていました。
数年前、代官町から栄(名古屋で一番の繁華街)セントラルパークの裏手に移動したようです。

「栄なら、家からも近いので、すぐ行ける・・・」
そう想って、見に行きましたよ、新しいザンビ。
中までは、見てきませんでしたけど。

Photo_3

『現在のザンビ』

その時に撮ったものです、先日デジカメの写真を整理していたら、出てきました。
これだけでは、お話としてちょっと寂しいので、新聞記事の抜粋も載せておきますね。


「ザ・ピーナッツ」は無名時代、名古屋市東区のレストラン兼ナイトクラブ「ザンビ」(当時)のステージで歌を磨き、デビューのチャンスをつかんだ。
経営者で十六年前に72歳でなくなった谷村一(はじめ)さんが、頑張りやだった二人を見初め、歌う場を提供した。
一さんから店を引き継いだ次男の和俊さん(54)は、小学生のころ、父と一緒にコンサートで名古屋市を訪れたザ・ピーナッツの楽屋を訪ねたという。
姉妹と一緒に撮った写真は、今も宝物だ。
二人がザンビのステージに立っていたころは覚えていないが、父からは「とにかく歌がうまかった。双子というおもしろさがあった」と聞かされていた。
「私も含め広い世代に愛されたアーティスト。寂しい思いがする」と話した。


この記事が、ローカルなものなのか、全国版なのかはわかりません。
でも名古屋では、受けるんです、こういう記事が。
なぜかって?
いまでも、ピーナッツのお二人を「誇り」に思っている人が多いから。
全国のピーナツファンから顰蹙を買いそうですね(^^;。
日本の代表的なアーティスト、そして「世界のピーナッツ」だって、わかってます、ちゃんと。
でも名古屋人にとっては、「誇り」なんです、やっぱり。

お二人が、シックスジョーズと宮川先生に出会い、ナベプロにスカウトされるきっかけになったと言われているナイトクラブ「フェルナンデス」が、「ザンビ」なのかどうかは判りません。
ただ、その出会いは、まったくの偶然ではなく、ザンビの先代オーナー『谷村一さん』がシックスジョーズのメンバーだったジミー竹内氏に連絡を入れたからのようです。
「有望な娘(こ)がいるから、名古屋を訪れたら、観に来て」って。

お二人の才能を見初めた、ザンビの初代オーナーさんと、それを観に来たナイトクラブのお客さんたち(つまり、最初のファンですな)がいたから、「伊藤シスターズは」歌を磨くことが出来た。
ザンビは「ザ・ピーナッツ発祥の地」なんです。

そんなことを考えながら、『ザンビ』の灯りをじっと見つめる。
お二人の唄う姿を心に浮かべ、観たつもり、逢えたつもりで、帰ってきました...

・・・おしまい

                                     

※現在『ザンビ』はナイトクラブではなく、フレンチレストランになっています。
  「栄セントラルパークの裏手」と書きましたが、地名は泉1丁目になるようです。

まりちゃんの薫り?

副題:ディオリッシモだよ ピーナッツ!

だいぶ前に、「ザ・ピーナッツのお二人はどんな香水を使っているのだろう?」と調べたことがありましてね。
これが何処を調べても、分からない。
ところが、一昨年くらいでしたか、動画サイトを観ていたら、こんなのありました。
一時期見失いましたが、最近また再アップされたようです。

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いしだあゆみさん、マエタケさんの話しを否定してませんよね。
いしださんと、ザ・ピーナッツは同じフレグランスだそうで。
それで、調べてみたら、クリスチャンディオールの『ディオリッシモ』という香水なんですって。

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ダイアナ妃も愛用したと云う、鈴蘭の香りがする『ディオリッシモ』、なかなかいいなと思い、ちょうどカミサンの誕生日が近い時だったので聞いてみたんです。
「スズランの香りってどう思う?」って。
多少イタズラ心もあって、カミサンにプレゼントし、ピーナッツと同じ、フローラルの香りにしようと、企てたんですな。

「わたし、鈴蘭アレルギーなの」って言われました。
家内は独身時代、お花屋さんで働いてまして、毎日生花に囲まれて仕事をしている内に「花アレルギー」になった。
一種の職業病です。
全ての種類じゃないのですが、スズランは、くしゃみと鼻水が止まらなくなるんだそうな。
それで、この計画は見事頓挫しました、一生懸命調べたのに(トホホ)。

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ところで、前回「まりちゃん、良い薫りがしそう」と書いたところで、ある考えに至りましてね。
ことによると、園まりさんが使っていたのも『ディオリッシモ』ではないか?
ピーナッツに憧れ、立ち振る舞いから、お化粧まで真似していたのだから。

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キネマ写真館で『若い仲間たち うちら祇園の舞妓はん』の画像を見ると、ピーナッツのお二人と園まりさんは、殆ど同じメイクをしていて、確かに雰囲気もよく似ている。

だったら、香水も同じものを使っていることは、十分あり得るでしょ?

まあ、今のところ100%推測だけで言ってるわけですが、コンサートなどの握手会で、長蛇の列に並ぶほどの熱烈な園まりファンならば、本当のことを知っている方が、けっこういるのではないかと想います。
「園まりさんと握手をしたら、良い香りがした」と言ってる人もいたから。

もし、もしですよ、いつの日か私も、長蛇の列に並べるようなチャンスに恵まれたら、確かめてこよっと、『まりちゃんの薫り』を。
まりちゃ~ん、「鼻を広げて深呼吸しているヘンなオジサン」がいたら、私ですから、「キモイ」って思わないでね(^^;。

・・・おしまい

短気で勝ち気で古風な女?

副題:TBS甦る昭和の歌姫伝説3

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ここのところ、私生活が忙しくて、テレビとはご無沙汰でした。
やっと観られましたよ~、『甦る昭和の歌姫伝説3』。
予約録画しといて良かった。
機械の電源を入れながら「エミちゃ~ん、ユミちゃ~ん、逢いにきたよ~」とは言いませんでしたが、気分はそんなところです。

それで、予想どおり、『ザ・ピーナッツ』と『青江三奈』がメインの構成でしたね、この番組。

他にも取り上げられていた歌手はありましたが、ピーナッツのところしか興味ないので、その他は省略です。

今回の映像は見覚えのあるものが多かったのですが、それでも新しい発見もあって、けっこう楽しめました。

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スカウトされる前「名古屋市内のナイトクラブで歌っていた」話など、あったのですが、その中に出てきたこの写真、私は初めて見ます。
なんだか得した気分、ウレシイな。
「ナイトクラブ」って、お二人が普段歌っていたと云う『ザンビ』のことなんでしょうか、それとも『フェルナンド』なのかな?
当方、名古屋人のくせに、あまり詳しくないので、もう少し追求して欲しかったです。
TBSさん、この次はお願いしますよぉ~。

ところで、『レストラン ザンビ』の古い建物は、何年か前に無くなってしまったようで、現在はそこに、高層マンションが建っています。
新しい『ザンビ』は、栄セントラルパークの1本東の道沿いにありますが、とてもおしゃれなフランス料理店みたいです(・・・なんだか超ローカルな話しで、スンマセン)。

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今回の放送で、一番好いなと感じたのがこのシーン、お二人へのインタビューです。
何度か観たような気はするし、基本的に台本ありのトークなのでしょうけど、現実とかけ離れたことは言っていないはずなので、「ああ、そうなんだ!」と思いましたね。
以下がお二人のお話です。


姉 エミ:
「月ちゃんっていう子は、私にない素直な性格の持ち主なんです」
「私たち二人で仕事をしていましても、柔らかいムードを持っていて、誰からも声をかけられやすい」

妹 ユミ:
「お姉さんは短気で勝気で、それでいて、とっても古風な女だと思います」


え~~? そうなんですか。

エミちゃんの方が、おっとりした性格だと想ってましたよ。
だって、歌声を聴いたら、そう感じませんか?
たったそれだけの根拠なんですけど・・・

もう一度確認しようとCDを聴いてみました。
曲は「♪ジューン・ブライド」。
『ザ・ピーナッツ sings 宮川泰』と『ベストアルバム』に入っているのですが「sings 宮川泰」がシャキっとした明瞭な音色、「ベストアルバム」がちょっとオフ気味の幻想的な雰囲気、そうですねぇ、スピーカーで例えたら「JBL」と「タンノイ」ぐらいの違いです(ウソです)。
何故この曲かというと、お二人の声が左右のチャンネルにはっきり分かれていて、聴き分けやすいから(ホントはこの曲が好きだからです)。
多分、元になったマスターテープは同じではないかと想いますが、念のため両方聴きました。
う~~ん、やっぱりエミちゃんの方がおっとりしているような?
私の耳がオカシイのでしょうか?

耳で思い出しましたが、この曲を聴くときの裏技、知ってます?
左右の耳にはまっているイヤホンを、入れ替えるのです、ただそれだけ。
ヘッドホンでも形状に問題がなければ、ひっくり返して聴いてください。
エミちゃんとユミちゃんの立ち位置が逆になるでしょ。
他の曲だと、お二人の声が頭の中に定位してしまいますが、この曲だと左右に分かれて聞こえる。
そうです、そうです、ステージに上がり、お二人に夾まれ、観客席を向いて、聴いている感じになるんです。
両手に花というか、両手にピーナッツ(^^v。
こんな聴き方、邪道なんですが、趣味の世界なので、何でもありです。

・・・コホン(`Д´)、番組のことから大幅にズレてしまいましたので、話しを戻します。

Photo_6

今回の放送では、三人娘の皆さんが、想い出を語っています。
観ていて感じたのですが、園まりさん、ザ・ピーナッツが大好きなんですね~(尊敬もしているみたいですが)。
丁重に言葉を選んで話されている一方で、心のままに、ボソッとつぶやいたりしてました。

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大スター『園まり』が、ピーナッツに憧れる「一人の乙女」に、もどる瞬間ですね。
カワユイなぁ~、でも感じるまま「ホント完璧・・・もう、すっごい」なんて言える、園まりさんが、凄い。
だって、私たち一般人には、ピーナッツの真の実力なんて、計り知れませんもの。
芸能界で、頂点を極めた者だけが言える言葉なのだろうと、想います。
これを観ながら以前読んだ話を想い出していました。
今年、7月始め頃の日経新聞に載っていた「憧れの先輩」と題した記事の一部です。


同じ渡辺プロダクションで3年先輩のピーナッツはずっとあこがれの存在だった。
メークもファッションもすてきでかわいらしい。
特にエミさんのお化粧や振る舞いをいつもまねさせてもらった。
デビュー時から私をとてもかわいがってくれた。
音楽業界のパーティーで後ろの方でおとなしくしていたら、「まりちゃん、もっと前に」と引っ張ってくれた。


エミちゃんって、優しくて、心配りをされる方だったんですね。
短気で勝ち気で古風で、そして思いやりがある人ってこと?
う~ん、それって一言で云うなら「姉御肌」ってことなんでしょうか??

ピーナッツのお二人が現役時代、お話をされるときは、いつもハモっていて、お一人づつの言葉を聞く機会は少なかったように想います。
園まりさんも、若い頃は緊張されていたのか、あまり雄弁ではありませんでしたが、現在(いま)のまりちゃんは、飾らないトークが好い。
また、ご自身のことや、お二人のお話を聴かせてもらえるといいなぁ。

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私の親父は、高価な物を買うと、その時期を書き込むヘンな癖があって、テレビの裏蓋を見たら「昭和34年」とあった。
私が物心ついたのも、ちょうどその頃で、大げさな言い方をしたら「ザ・ピーナッツとテレビ」、この二つと同時にはじまった人生なんです。

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幼い頃、ピーナッツが好きだったのは、楽しくて、ほのぼのとした気分になれたから。
家にはテレビが一台しかなくて、休日は皆で揃って観ていた。
お二人の存在は、家族団らんの一部でした。
でも、今こうして観ていると、「あぁ、こんなにカッコイイ、スターだったんだ」なんて想う。
50年遅れて来た「憧れの心」を感じる今日この頃です。

・・・おしまい

10月から you tube 見ちゃダメなんですか?

副題:観られるうちに ピーナッツ!!

Passion_flower

10月から「動画サイトを見ちゃいけない!」なんてことになるのでしょうか?
          

違法ダウンロードに刑事罰・著作権法改正で何が変わるか 壇弁護士に聞く

平成21年通常国会 著作権法改正等について

きっと、かなりの数が削除されるのでしょうね。
お気に入りの動画が、全滅なんて事もあり得ます。

もし観られなくなるのだったら、今のうちに、しっかり目に焼き付けておかねば。
ここ暫く、ブログの更新をする間も惜しんで、毎日「ようつべ」見てました。
園まりさんの動画は、一つ残らず観たのですけど、ピーナッツさんは何しろ数が多くて...
おまけに、「ザ・ピーナッツ」で検索しても出てこない動画もあるようです。

そういったものは下のキーワードで検索して下さいね。
ちょっと珍しいのが出てくるかもしれませんよ。

The Peanuts -SNOOPY

ザ・ピーナッツ = DIE PEANUTS

emi and yumi ito

エミ・ユミ = эми юми

伊藤エミ = Эми Ито

伊藤エミ・ユミ = Эми и Юми Ито

ピーナッツ = Пинац

シスター・ピーナッツ = сёстры Пинац

恋のバカンス = Каникулы любви

Mothra Twins The Peanuts

The Peanuts Passion Flower(情熱の花)

Mothra song

Una Sera Di Tokyo(ウナ・セラ・ディ・東京)

お気に入りの動画は見つかりましたか?
ピーナッツはドイツやアメリカでも公演をしているし、ロシアでも人気があったので、様々な言語で検索する必要がありそうです。

この中で一番のお気に入りは冒頭の写真(動画にリンクしてます)。
やっぱりステキだ ピーナッツ!!
観ているうちに、懐かしくなりました。

2013年12月11日追記
『you tube』ではありませんが、ロシア語版・動画サイトなら、珍しい映像が見られるかもしれません。

Photo

『RUTUBE』=ロシア語版・動画サイト

ただし、ロシア語で検索する必要があることと、危険なサイトにつながる可能性も否定できないので、『ザ・ピーナッツ』の動画を視聴するだけにしてくださいね。

↓特定アドレスの危険性をチェックするサイト
gred, AVG Threat Labs

このページは現在作成中

どこにあるの? 愛の城

副題:別れがそっと うしろから しのんで来る 気がしてた

暑いですねー。
梅雨があけたのは良いけれど、私が住む名古屋でも、35度超えの日が続いています。
もう、足もとフラフラ、熱に浮かされ、よろめいちゃう...ちがった^^、よろけちゃう。

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ところで、最近、ハマっていることがあります。
CDを聴くときに、歌詞をしっかり聴くこと。

先月末、ザ・ピーナッツの一人、エミさんの訃報を知ったその日、一晩中CDを聴きましてね。
普段と違う精神状態で聴いていたせいなのか、真夜中たった一人で聴いているという状況のせいか、「いつも楽しくピーナッツ」の筈が、この日は情感たっぷりに感じました。
「♪心の窓にともし灯を」とか「♪愛のフィナーレ」なんて、お二人が、何かに身を詰まされる想いで唄っているように感じて、聴いてるこちらも、そんな気分になった。

たて琴ではじまる、感傷的なメロディ。
「今ではひたすら 貴方の幸せ祈るだけ♪」。
あまりにも切なそうな、お二人の声。
闇がりの中ただ一人、震えながら、耐えました。
いっそ、泣けばよかった...
どうせ誰も見てないのだし。
人は悲しいときにも、人の幸せを願うものです。

お二人は、ただ楽譜のとおりに唄っている訳ではなく、それぞれの人生があって、詞があり、それを想いながら、その上に唄声がのっているのだと、初めて感じることができました。
この時以来、歌詞にハマっています。
そして唄声には、詞にふさわしいだけの気持ちが込められていることが、あると云うことを。
中には、自らの経験や人生にのせて唄っていると感じるような、『重い作品』もあることを。
これは私が〝気持ち〟で感じただけで、何かを知っているわけではありません。
それでも何かが、わかるような気がします。

ところで、そんな気持ちで、園まりさんの歌を聴いたら、どうなんでしょうか?

片っ端から聴いてみました。
それで、見つけましたよ、ある曲を。
じゃあ、そのお話をしますね。

でも、そのまえに、「実らなかった恋のお話」を一つだけ。


昔々あるところに、T君とEちゃんという、一組のカップルがおりましたとさ。
T君は山へ芝刈りに...ちがった^^ T君はいわゆる『もてない君』で、彼女いない歴2?年、これが初めての恋でした。
一方、Eちゃんはモテモテ美人でボーイフレンドは多いのですが、うら若く、未だ恋愛経験と呼べるようなものはありませんでした。
おつきあいが始まってから分かったのですが、二人には共通点が多く、誕生日や血液型も同じ、母子家庭に育ったところまで同じでした。
単なる偶然とは思えず(ホントは思いたくなくて)『運命の出会い』を感じたものです。

キスもしない、手をつなぐときでさえ、小指と小指を絡ませる、プラトニックな恋ではありましたが、デートを重ねるうち、二人の心はどんどん近づき、いつしか将来を語りあう仲となりました。
訳あって、いつまで経っても、プロポーズしないT君でしたが、あるとき、いつの日か出会うであろう『愛の結晶』の名前を考えている自分たちに気がつき、プロポーズを決意します。
彼の気持ちは彼女に受け入れられ、T君は、嬉しそうに目を伏せるEちゃんを抱きしめ、この日初めて「キス」をしました。

Eちゃんは、家に帰ってお母様に、プロポーズされたことを報告しました。
お母様は一晩考えて言われたそうです。
「おまえがあの人を愛しているのなら、お嫁に行って良いんだよ」
Eちゃんは、この言葉に動揺します。
母の老後は、自分がみるものと想っていましたから。
母一人、娘(こ)一人・・・だから。
そしてEちゃんの実家は、お父さまの遺した小さな会社を経営しており、彼女はお婿さんをもらって、その会社を継ぐ立場だったのです。

他にもまずいことがありました。
T君には、弟が一人おりました。
ところがその弟は、社長令嬢との結婚が決まっていて「マスオさん」になる予定だったのです。
当然T君も、母の老後は、自分がみるものと想っていた...

プロポーズしたことで、夢みるような恋物語は、現実の壁に直面します。
実は彼が恐れていたのは、これだった。
幸せの絶頂に近づけば近づくほど、別れがそっと後ろから、しのんで来るような、気がしていたのです。

それでもT君は、何とかこの恋を実らせようと、東奔西走しますが解決策が見つかりません。
「どこにあるのだろう? 愛の城...」ふとそんなことを考えたときです。
「ねぇ、こっちを向いて」
瞳をのぞき込むように、彼女が言いました。
「信じていいよね・・・」

あとはご想像にお任せします。
ただ一つ、T君は「プラトニックな恋で良かった...」と思いましたとさ。


・・・このお話は実話なのかって?
さぁ~、どうでしょうかね(^_^;。

言いたいことは、実る直前に壊れてしまう恋もあれば、つかまえたと思った瞬間に、逃げてしまう愛もあるってこと。

・・・本題に戻りますが、アンサーソングって聞いたことあるでしょ?
有名なところでは、坂本九さんの「♪明日があるさ」に対して槇みちるさんの「♪若いってすばらしい」。

わかりやすいところでは、園まりさんの「♪あれがお父さまよ」と、「♪涙のスクリーン」。
「♪涙のスクリーン」なんて、歌いだしが「-あれがおとうさまね-♪」だから、誰でもわかる。

あと、よく知られたところでは、ザ・ピーナッツの「♪ふりむかないで」に対する「♪こっちを向いて」、これもわかりやすい。

これらは、歌手、作詞家、作曲家が同一の場合もあればバラバラのこともあり、様々です。
アンサーソングは普通、作者がそれと宣言するのですが、その様なことは一切無くても聴く側がそう判断してアンサーソングと言われる曲も多いようです。
先ほどの「♪涙のスクリーン」なんて宣言されていなくても、明らかにアンサーソングですもんね(^^。

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で、ここに相互にアンサーソングではないかと想われる曲が二つ(私が勝手に想うのです)。
平尾昌晃さんが作曲した「♪愛の園」と園まりさんが歌う「♪横をむかないで」。

「♪愛の園」は以前このブログで取り上げていますが、あのお話は、あくまでもフィクションなので、誤解の無いよう、お願いします。

「♪横をむかないで」は「♪あなたのとりこ」のB面なのですが、この頃の園まりさんにしては比較的声を張って、きらびやかな唄い方が、なかなか魅力的。

そして「♪愛の園」なのですが、布施明さんが唄った一年あまり後に、園まりさんもカバーしています。

布施明さんは「♪愛の園」で希望とその裏返しになる不安を唄い、園まりさんの「♪横をむかないで」は心細く揺れ動く女心を表現します。
そして後に、まりさんは同じ曲「♪愛の園」で傷心の男心・女心を切なく唄います。

それは、大幅にキーを変えて(声域が広いのです)二曲を歌い分けるのですが、どちらもしゃくり上げるような『園まり節』ではなく、むせぶような唄いかた。

「♪横をむかないで」の唄い方を「♪愛の園」ではさらに強調することで「これはアンサーソングなのよ、気づいて」とメッセージを送っているようにも感じます。

そして、布施バージョンの「♪愛の園」→「♪横をむかないで」→園まりバージョンの「♪愛の園」と三曲続けて聞くと、一つの物語になっていることが解ります。

最初の「♪愛の園」で、"彼"は真剣に「二人だけの愛の城」を目指します。
乗り越えるのが難しい「壁」が立ちはだかっているのを、本能的に感じてはいますが、「君と 君と行こう 愛の園♪」に強い決意と希望を感じます。
一方「♪横をむかないで」で"彼女"は、彼の愛に幸せの絶頂なのですが、時折考え込む彼の横顔に「しのびよる別れ」の不安を感じます。

そして園まりバージョンの「♪愛の園」は歌詞・メロディとも布施バージョンと全く同じながら、新たな息吹を与えられ、正反対の印象を持つ歌となっています。
「どこに どこにあるの 愛の園♪」が際だっているために、そう聞こえるのですが、声に込められた「気持ち」だけで「終わってしまった切ない恋物語」を暗示しています。
・・・どう言えば伝わるのでしょうか。
『園まり』にして、悲しみを表現すると、こうなるというか、同じ楽曲がここまで"絶望的"な歌になるなんて、想像も出来なかった。
「二人 二人だけの 愛の園♪」と唄うフレーズでさえ、「あんなに、愛しあった、二人なのに」と聞こえてしまう。

この三曲をどのように感じるかは、聴く人次第でしょう。
それぞれの感性、それぞれの人生、それぞれの経験。
でも私には、「アンサーソング」に聞こえるし、一曲ずつ聴くより、いっしょに聴いた方が、より美しく感じ、心に染みる。

私はこの三曲と冒頭の「♪愛のフィナーレ」を聴くと、先ほどのT君とEちゃんの「初めての恋物語」を思い出します。
恋の終わり、それは、想いでの、はじまりなのです。
彼は、知っていました、、、別れはくると。

人は悲しみを知ったとき、人の幸せを願うものです。
たとえ、恋に破れた相手でも。
あれ以来、二度と会うことのない二人ですが、T君は想うのです。
Eちゃんが、しあわせに暮らしていますようにと。
そして、心の傷痕を埋めてくれた〝妻〟を見つめました。
いとおしさを感じながら。

・・・おしまい

「♪心の窓にともし灯を」

副題:そっと見守って

悲しい...やっぱり悲しい

いま、7月6日の夜更けです。

いつもなら、文章を書いて、すぐブログに上げてしまうのですが、今回はすぐに上げる気になれません。
悲しくて 寂しくて、頭のヒューズがとんでしまったので、もしかしたら馬鹿なことを書いているかもしれない。
後日読み返してからUpします。
じゃないと、誰かを傷つけてしまいそうな気がする。

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今朝の日経新聞に園まりさんのインタビュー記事が載っていました。

ザ・ピーナッツの〝伊藤エミさんを悼む〟と云う題名で、「あこがれの先輩」と書いてあった。
1969年に出された「捨て煙草」というシングルのジャケット写真。
ここで着ているのが、伊藤エミさんから頂いた衣装なのだそうだ。

よほど嬉しかったのでしょう、今までの衣装で、一番のお気に入りだそうです。
写真を見ると、スレンダーに見えて、たしかによく似合っている。

園まりさんは、ザ・ピーナッツにずっと憧れ続け、またかわいがられていたようです。

他にも色々なことが書いてあったが、最後のほうに、「エミさん、少し落ち着いたらお手紙を書きますね。ありがとうございました。」とあった。

すぐにでも駆けつけて、天国のエミさんにお礼を言いたい。
ご冥福をお祈りしたい。
そんな気持ちは山々なんでしょうけど、いまは、そっとしておいてあげたい。
ピーナッツのお二人は、今では最後まで「普通の人」として、静かに人生を送りたいと思っていた。
だから、エミさんの葬儀も身内だけで行われたし、マスコミも一切呼ばれていなかった。
だからまりさんも、せめて「少し落ち着いたらお手紙を書きますね。」と言われている。

これが本当なんだ。

現役時代の「ザ・ピーナッツ」の特集や追悼番組は、どんどん企画してほしいが、今のお二人はそっとしといてほしい。

のこされた妹、ユミさんの気持ちを芸能界で一番解っているのは、お二人を慕っている後輩達だろう、たぶん。
中でも、園まりさんは、特にそうじゃないのかな。
去年、最愛のお姉さんを亡くされ、共通の悲しみを持っているから。
いつも、エミさんのファッションやメイクや身のこなしを研究して、真似してた。
それで、似ていると言われたときは嬉しかった。
そんなことを、映画「クレージー黄金作戦」のコメントトラックなどでも言われていた様な気がする。

まりさんが公の場で初めて歌った曲は、私の知る限り「♪心の窓にともし灯を」だと想う。
「園まり16歳、NET・あなたをスターにで優勝」したときのことです。
このとき、一人で唄うのに、あえて、デュオの曲を選んだ。
芸能界に入る以前から、お二人に憧れていたのでしょうか?

そしてこの曲は、ザ・ピーナッツが引退されるとき、最後のテレビ出演で唄った曲でした。
まりさんは、お二人の後ろ姿に、何を想われていたのでしょうか?

マスコミの方にお願いです。
沢田研二のことなど、かまわないでください。
今はそっと、エミさんのご冥福を祈ってください。
そして、のこされたユミさんが、幸せな人生を送れますように、ただそれだけをお祈りしてください、お願いします。

これからも、ザ・ピーナッツのことを、大勢のファンが見守ります。
ザ・ピーナッツのことを、慕っている、大勢の後輩達が見守ります。
そしてユミさん。
「心の窓に灯を」。
ほら エミさんが見守っているでしょう

こんなに悲しいとは...想いもよらなかった

副題:夜明けまで『ザ・ピーナッツ』を聴いた日

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以前、『モスラ 封切り50周年』の記事を書いたとき、『ペアバンビ』(2代目小美人)のお一人が亡くなられていたのを知り、言いようのない不吉な予感がしました。
そして、「そんなこと考えてはいけない!!」と必死にうち消していた時期がありました。
最近やっと、嫌な予感から解放されたと思ったのに。

エミさん、どうしてそんなに早く逝かなければならなかったの?
悲しいです、切ないです。

もの心ついた頃には、お二人は既にトップスターで、毎日のようにテレビやラジオから歌声が聞こえていました。
我が家はトコヤさんだったので、お店からはラジオの音がいつも聞こえており、幼児期もその中で育ちました。
だから、ピーナッツの歌声を、子守唄として聴いていたかも知れないと想います。

そして、子供時代はその環境の中で育ったので、ピーナッツの歌声は「あって当然」、空気のようなものでした。

それが、私が19歳の時、突然聴かれなくなった。
お二人が引退されたから。
そのことは、頭では分かっているのだけれど、何故か受け入れられなかった。
「最近、ピーナッツどうしたのかな?」・・・「そうだ、引退したんだ」そんなことを繰り返し想いました。

テレビで姿を見られないことが、寂しかった。
ラジオから声が流れてはこないと想うと、一つの時代が終わったように感じて...
昭和50年代「♪キッスは目にして」という曲が流行ったとき、「♪情熱の花」を想い出して懐かしかった。
きっと『ピーナッツ』もどこかで聴かれているのだろうと、お二人に想いを馳せました。

ここまで読まれた方の気持ちを、裏切るようで、申し訳ないのですが、私はとくに『ザ・ピーナッツ』のファンというわけではありません。
お二人がデビューしたころに、もの心がつき、その歌を聴いて育った世代の、ごく平均的な人間です。
だから、同年代の方が『ピーナッツ』を想う気持ちは、皆これに近いものがある筈です。

そのくらい偉大な存在だった。
たとえコンサートに行かなくたって、殆どレコードを買わない人だって、皆ピーナッツが好きだった。
テレビに映るお二人の姿を見て、ほのぼのとした気分になった。
日本中に「小さな幸せ」を届けられていました。

Winkの「♪ふりむかないで」を耳にしたとき、「お二人も、どこかで聴かれているのだろう」と想いをよせました。
でも今は、それすら叶わなくなった。
悲しい...悲しい。
訃報をニュースで知った夜、寝付くことは出来ませんでした。
明け方まで、CDを聴きました。
手元にあるのは『ベスト・アルバム』と『ザ・ピーナッツsings宮川泰』だけです。
これを、繰り返し繰り返し聴きました。
それまであまり意識しなかったけれど、お二人の歌声に、情感がたっぷり入っていることを、初めて知った。

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次の土曜日、お二人が通っていた学校を見に行きました。
我が家の近くなので、よく前を通るのですが、こんな気持ちで、しみじみと見るのは初めてでした。

今一番気にかかるのはユミさんのことです。
エミさんと、一心同体でしたから。

とても辛い気持ちで、深い悲しみの中におられるのでしょう。
絶望の淵に沈まれていなければよいと想うのですが。

すぐに元気になって下さいとは申しません、そんな無理なこと。
少しずつで良いのです。
そしていつか、甥御さんと一緒に、お姉さんの思い出話に花を咲かす事が出来る日が来ますように。
きっとエミさんもそれを望んでいると思います。
一心同体でしたから。

幸せになって下さい、お願いです、それを祈っています。
いつか、噂を聞けると良いなと思っています、「ユミちゃんは幸せに暮らしているよ」と。
お願いです、お願いです...どうか幸せになって下さい、それだけを祈っています。
そしてお礼を言いたい。
エミちゃんありがとう、ピーナッツありがとう。
美しい歌声を、楽しい想い出をありがとう。