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やまとなでしこ

プレジデント社発行の雑誌『素晴らしい一日/10月号』に園まりさんのインタビュー記事が載っていました。
『病気体験が教えてくれた 私の一病息災物語』の連載記事です。

ページを開いたら、いきなり、すがすがしい笑顔。
ツートンのファッションとモノクロ写真が、それをいっそう引き立てている。
その表情が好くて、しばらく見とれていましたが、内容もしっかりと読みましたよ。

・・・そっかぁ~、あれから5年半経ったんだ、今年の1月で乳がんの治療も終わったんですね、よかった よかった。

この本、現在発売中なので、今は詳しく書くことは出来ないのですが、以前、他の雑誌でも、似たような記事が出ていたので、そちらを紹介します。
その後で『素晴らしい一日』を読めば、より深い感銘が、得られるかもね。

3年ほど前に発行された雑誌なんですが、こちらはすでに販売終了になっているので、すこしくらい書いても、大目にみてもらえるでしょうか(^^;
なお、内容的にはほぼこのとおりなのですが、文章自体は私がブログ用に書きなおしたものです。


Photo

「まりちゃんのまなざし」
写真でも、ちょっとドキドキするでしょ^^

園まりさんに乳がんが見つかったのは、2007年秋のこと。
そして年明け1月に手術。

きっかけは、更年期障害の治療でした。
顔のほてりや動機などに苦しみ、ホルモン補充療法を受けることになったのですが、それは婦人科のがんリスクを高めることにもなるんだそうです。
それで、主治医に勧められ「いやいや」検診を受けた。
「もし、がんが見つかったらどうしよう」って怖かったんですね。
がん家系で、家族が皆患った経験があるから、「次は自分かもしれない」って思ったそうです。

「悪い予感」は当ってしまい、右胸に腫瘍が見つかりました。
「乳がんの疑いがある」医師の言葉に大きなショックを受け、震えがとまらなくなった。
「私は、どうなってしまうの?」
2週間後に「3人娘クリスマスディナーショー」があったのですが、そのショックを抱えたままステージに上がるのは、精神的にもつらくて、本番前にあげてしまったほどだったと言います。

ゆかりさんとミエさんには打ち明けていたので、二人の支えもあり、「ディナーショー」を乗り切ることは出来たのですが、ステージが終わった翌日、診断は確定的なものになりました。
紛れもなく「乳がん」、右胸の腫瘍は1.5cmほど。
幸い転移などなく、温存手術も可能とのことでしたが、恐怖と不安で、普段正常な血圧も180mHGを超えてしまったそうなんです。
怖くて、怖くて、どうしようもなかったんですね。

ところが園まりさん、手術直前になって、悟りを開いた。
テレビのインフォマーシャルで、「健やか 元気人」を見た方はご存知と想いますが、「入院中の園さん」と題してピースサインを出している画像があったでしょう。
あれがどうも、手術前日の写真みたいなんです。
「もう逃げられない、がんと向き合うしかない」、そう思ったとき、恐怖を克服したんですね。

翌日、手術が終わり、麻酔から覚めたときは、感謝の気持ちでいっぱいだった。
お世話になった人の顔が次々に浮かび、「私は皆に支えられているんだ」と感じたようなんです。
麻酔科の先生が「『♪逢いたくて逢いたくて』を生で聴きたい」と言ってたのを想い出して、無性に歌いたくなったんだって。
手術台の上で唄っていたら、またひとつ伝説が増えていたでしょうね^^

手術は無事成功しましたが、再発や転移を防ぐため、放射線やホルモン等の治療を受けなくてはなりません。
ホルモン療法を受けると全身むくみが出たり、骨密度が低下します。
副作用を岩盤浴や日光を浴びながらのウォーキングで克服、健康食品やサプリメントも主治医と相談、勉強しながら積極的に取り入れたようです。

さて、手術から40日後、初めてのステージ。
園まりさんは不安でしたが、実際に唄うと、会場に響き渡るような声が出ました。
皆に支えられていると感じた感謝の気持ち、「また歌える」という喜びと感動がのどを開かせたのでしょうか、唄い終わると涙が止まらなかったそうです。

Photo_2

誌面には書いてないのですが、現在(いま)の園まりさんは「歌で尽くしてゆきたい」気持ちと「一期一会」という言葉を大切にしているんですね。
それは、今まで支えてくれた周りの人たちとファンに、歌で恩返しをしたい。
今日、このステージを見に来てくれた人たちと、この次どこで逢えるか分からない。
だから今、このステージで精一杯の歌を聴いて欲しい。
いつもそんな気持ちで唄っているようなのです。

命にかかわる病を経験したからこそ。


大病を患い不安に苛まれても、最愛の肉親を亡くし、悲しみの淵に沈んでも、そのたびに一回り大きくなって立ち直る。
美しい姿とやさしい心の中に秘めた「本物の強さ」は普段見えにくいけれど、これこそ「理想の女性像」だと思う。

「強い」といっても、「鉄の女」じゃないところがいいのです。
繊細で傷つきやすい、柔らかな心の中にある芯の強さ。
儚げで、頼りなげで、護ってあげたくなるような、そんな中に、柔軟な強さを隠している。
これは、大和撫子のあるべき姿だと想うのですが、最近は「絶滅危惧種」になってしまいましたね~(^^;
でもいいんです、園まりさん一人だけでも、いてくれたら。

それに、「まりちゃん」とはぜんぜん似てないけど、私にはもう一人。
うちのカミサンが、わりと「大和撫子」なんです、(^┰^ゞ。

・・・大切にせねば。

おしまい

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