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2013年4月

どんな小さな 愛でも幸せ

副題:満点夜空は何処へと流れる

前回「天使の声紋」で書きそびれたことがあります。

Photo_6

新譜のCD

この4曲を、「♪2人はパートナー」→「♪恋歌」→「♪もう一度逢いたくて」→「♪それぞれめぐり逢い」の順番で繰り返し聴いていると言いましたが、なぜB面の「♪それぞれめぐり逢い」を最後にもってきたかといえば、この曲が一番テンションが上がるからです。
クラシックなどでも、フィナーレで派手に盛り上がって終わる曲が多いでしょ?
それで気持ちのいい余韻が残る、あぁ~良い曲だったなぁって。
だから。

「♪それぞれめぐり逢い」のリズムとメロディがたまらなく好きなんです。
そして、園まりさんの唄声が。

「♪2人はパートナー」がリリースされていることを知ったときは、曲も聴かないうちに「ヤッター」って喜んだ。
園まりさんなら何でも良かったんです、「まりちゃんの唄声」が聴けるのなら。

「♪もう一度逢いたくて」を耳にしたときは「まってました! これぞ本命」って思いました。
うれしかったですね~、うれしくてうれしくて園まりさんのことをブログに書こうと思った。
それでブログの名前も「アポロ」に変えたんです。
「アポロ11号」が月面着陸に成功した1969年は園まりさんの主演映画「愛のきずな」が劇場公開されて、一年が始まりました(私にとってはですが)。
ちょうどその頃、幼いときからずっと見つめていた園まりさんが、異性に見えるようになりましてね。
それがどうしても受け入れられなくて、結局見つめ続けるのをやめてしまった。
13の春です。

もったいないことをしました・・・本当にもったいない。
天下の大歌手が活躍する姿を、たくさん見逃しました。
女優として活躍する姿も、たくさん見逃しました。
いまからでも、取り戻したい。

私、ネット上では全て「アポロ」か「apollo11blog」で通しているのですが、それは「1969年から、もういちど」って意味なんです。

話を戻して、「♪それぞれめぐり逢い」のリズムとメロディがたまらなく好きだと書きましたが、当初は確かにそのとおりでした。
それがいつ頃からか、歌詞が気になりだしましてね。
曲名も意味深げですが、歌詞はさらに意味深げで、しかも漠然としています。

 

Photo

それぞれめぐり逢い/歌詞

「お酒を飲んだら泣き上戸 満点夜空は何処へと流れる♪」。
何ヶ月か前に、この歌を聴きながら、ふと想ったことがありました。
「満点夜空は東から西へと流れるに決まってるじゃん」。

『満点夜空』は星空のことじゃないんです。
星の数ほどいる『園まりファン』のことを例えているのではないかと。

そう考えたら、歌詞の中に含まれている一つの意味が、解ったような気がしました。

                 お酒を飲んだら泣き上戸 満点夜空は何処へと流れる

                 それぞれの人生 それぞれめぐり逢い
                 どんな小さな 愛でも幸せ
                 それぞれの運命 それぞれめぐり逢い
                 今日も明日も あなたと生きるの

園まりさんは、今日も明日も、ファンと、ともに生きると唄っているのです。
どんな小さな、愛でも幸せ、歌を聴いてくれる、あなたと生きる。
そう唄っているのです。
たった一度の命を生きると。

うわ~どうしよう、胸がキュンとする、涙がでてきちゃう...まりちゃん

・・・おしまい

天使の声紋

副題:「♪野に咲く花」

本題を読む前に、これを聴いてくださいませ。

「♪野に咲く花」

園まりさんの声にそっくりでしょう?
ご本人でなければ、出せない味わいがあるように思うんです。
これがいつ頃録音されたものかわかりませんが、聞き比べると「♪六甲のおいしい水」の唄声に近いような気もします。
私は、まりさんの声だと想うのですけどねぇ。

園まり/「♪六甲のおいしい水」

「♪野に咲く花」は、一部のコアな「園まりファン」には知られた曲らしく、ステージで歌われたこともあるそうですが、私はこの動画サイトで初めて聴きました。
だから確証がなかったのです、おそらくステージで聴かれた方でも判断に迷うだろうと想います。
このような音源が存在すると云った話自体、全く聴いたことがないし、ライブとスタジオ録音では、かなり違った印象でしょうからね。

でも私は信じたい、これが園まりさんの声であると。
それで、恐れ多いのですが、声紋を調べてみたんです。
(※ただし、私は声紋に関して、まったくの素人です)

注意!! 音が大きいです

園まり/「♪もう一度逢いたくて」

「♪野に咲く花」

本当はフルコーラス全て声紋を採ったのですが、著作権の関係がありますから、全部UPするわけにはいきません。
特に「♪野に咲く花」はこれをUPされている「yosiyuki ressya」さんの許可も得ていませんので。

 

その中から、分析結果の一部を画像で取り出したのが下のデータです。

Photo

園まり/「♪もう一度逢いたくて」

 

Photo

「♪野に咲く花」

楽器の音と重なる部分では、声紋が確認できないので、重なることなく共通して多かった「し」の発音をサンプルとしました。
さ行特有の「擦過音(この画像では6000Hzくらいの高周波音)」も似ていますが、ファンダメンタルの上に乗っている倍音成分(ハーモニックス)のスペクトラムに注目してください。
「なつかしい」と「悲しみを」、「信じてた」と「激しい雨や」、「尽くしてゆきたいと」と「心尽くして」はよく似ています。
他の歌手についても何人か調べてみましたが、いずれも異なるパターンでした。

そこで、まず間違いはないだろうと想い、「♪野に咲く花」のことを、公式サイトのBBSにもコメントしたのですが、『声紋』のことには触れませんでした。
「園まりさん、あなたの声紋を調べてみましたよ」なんて、そんな失礼なことは書けなかったのです。
あとで、自分のコメントを読み返したところ、「私の耳に、間違いはない」といわんばかりの自信過剰な文章になっていて、ちょっと、うろたえましたが(^_^; 汗・・・

でも、せっかくこんなにいい音源があるなら、これをCDとして、リリースしてもらえないだろうか、というのが本音です。

ところで、ハリウッド映画の刑事モノなどに出てくる声紋画像って、見るからにオドロオドロしくて不気味なものが多いですよね。
なのに、今回採った声紋は、ずいぶん綺麗に見えます。
園まりさんの声だと思うからそう感じるのか、唄声だから綺麗に出るのかわかりませんが、映画で見るモノとはかなり印象が違う。

それで、普通はあまり見かけることがない「ビブラートの声紋」も採ってみたんです。
もっと、きれいかもしれないと想って。

Photo_2

 

 

Photo_3


Photo_4

Photo_5

芹洋子/「♪花かげ」

 

どうです? 美しいでしょう。
特に、「♪もう一度逢いたくて」の声紋は芸術的ですらありますね。
「♪野に咲く花」も録音レベルの違いによるものだけで、殆ど同じパターンです。
ここに、芹洋子さんの声を対照サンプルにもってきたのは「園まり節」を獲得する前の「まりちゃんの唄声」に似ていると思ったからです。
でも、画像で見比べたら、全然違いました。
芹さんの声は、ファンダメンタルの2倍付近にハーモニックスが集中しており、教科書どおりの声質というか、理想的な楽器みたいです。
一方、園まりさんは全体に密度が高く、感情に直接響きやすい唄声なのかもしれません。
「歌を語る」ために生まれてきたような声といったらいいのでしょうか。

Photo_6

新譜のCD

話は変わりますが、今マイブームはこの2枚。
携帯プレーヤーの同じフォルダに入れ、「♪2人はパートナー」→「♪恋歌」→「♪もう一度逢いたくて」→「♪それぞれめぐり逢い」の順番でループをつくり、繰り返し聴いているんです。
この4曲、リズムとメロディが「起・承・転・結」になっているんですね。
特に「♪もう一度逢いたくて」と「♪それぞれめぐり逢い」の2曲は脳ミソがしびれちゃうほどイイ!!

もし「♪野に咲く花」がCD化されたら、5曲目として同じフォルダに入れたい。
「♪それぞれめぐり逢い」でテンションが上がったあと「♪野に咲く花」を聴き、心を鎮めたら、癒される~(^^♪

・・・えー、コホン(`Д´)

園まりさんの歌は、どれも本当にすばらしいものです。
常に、新しい発見と新鮮な感動を与えてくれる。
「♪六甲のおいしい水」や「♪野に咲く花」もそうですが、まだまだ隠れた名曲が潜んでいそうな気がしますね♪
もし望めるものなら、この二曲をカップリングし、CDシングルとしてリリースしてもらえないものでしょうか・・・って、ムリですよね~^^。

・・・おしまい

まりちゃんが成人式を迎えたころ

副題:ビルボード・ヒット・オブ・ザ・ワールドの続きです

前回、リサーチ不足で「♪何も云わないで」について一言も触れないまま終わってしまいました。
何か新しい情報はないかなと探していたら、ありましたね~

灯台下暗し、手元にあるCD-BOXのライナーノーツに「6月からNHKの『きょうのうた』で取り上げられ・・・」と書いてあるじゃないですか。
『きょうのうた』で放送されていたことはよく知られていますが、それはレコードが発売される4ヶ月も前だったんですね。

ところが、『園まり自伝』ではご本人がこのように言われている。
《64年、私は宮川泰先生から「何も云わないで」をいただき、それをNHK「きょうのうた」で1ヶ月間歌いました。》
このあと、ウエスタンカーニバルでも披露されてはいるのですが、ラジオ放送では3ヶ月ほどの空白期間があったかもしれません。
放送しようにも、音源になるレコードが存在しないからです。
もし、NHKが、テープに録音された音源を持っていたとしたら、レコードバージョンとは少し違う、幻の『♪何も云わないで』があるはずです。
NHKさん、もし持っているのなら、出してください、お願いします<(_ _)> ←真剣。

まあそんな事情で、ラジオのリスナーにとってはこの曲、知名度があるにもかかわらず、「幻の名曲」になっていた可能性があるのです。
だからでしょうか、レコードが発売されると、忽ちヒットチャートに躍り出たようなんですね。

そしてこのあと、とても長い期間、ラジオから流れていたのではないかと想うんです。
秋に知った曲が、クリスマスソングと一緒に流れていて、その後もかなりの間聴いたような気がするんですね。

それで、もしかしたらと想い、もう一度ビルボードを調べなおしたらやっぱり! ありましたよ~
できたら
「♪何も云わないで」を聴きながら読んでくださいませ。

Billboard_196512_3

Billboard 1965年1月2日

Billboard_1965313

Billboard 1965年3月13

私の文章より、客観的な事実のほうが、わかりやすいかも。
誌面によると、翌年の3月まで、安定してヒットしている。
「♪逢いたくて逢いたくて」や「♪夢は夜ひらく」のような、爆発的ヒットではありませんが、10月にリリースされたこの曲は、深く静かに愛され、翌年4月までランクインしていました。
これはレコードのセールスなので、そのままラジオやテレビの放送回数になるわけではありませんが、ほぼ比例していると言ってもいいのではないのでしょうか。

1965121

「園まり」昭和40年1月(平凡から)

そして、園まりさんはその間に成人式を迎えます。
その頃のまりちゃん、いじらしいくらい、仕事一筋なんですな。
もう、歌一筋なんです。

《ことしは女というテーマをぐっと堀りさげた歌にとりくんでみたい その意味で恋愛にもすごく興味があるし失恋の悲しみなども体験しなければと思うんですよ》なんて言っちゃって、かわいらしいなぁ。

・・・えー、コホン(`Д´)

この歌は、「♪逢いたくて逢いたくて」「♪夢は夜ひらく」「♪愛は惜しみなく」の3大ヒット曲とは、まったく性質の異なるものです。
上の3曲は、ヒットすることを目的に作られていますが、「♪何も云わないで」は『歌手:園まり』の方向性を模索するため、専用に作られた試作品的な意味合いがあったかもしれません。

そんなこともあってか、宮川先生も、安井かずみさんも自由に創作してる感じなんですね。
とくにメロディが美しくて、三拍子のリズムも、さらりとしたアレンジも、それをさりげなく引き立てている。
そして曲自体、園まりさんが唄うことを前提に作られていて、唄いだすと「歌手:園まり」と楽曲は完全に一体化します。

他の曲、たとえば「♪逢いたくて逢いたくて」や「♪夢は夜ひらく」などは別の歌手によるカバーでも、ある程度成立するでしょう。
でもこの、不朽の名曲だけは、園まりさんでなければなりません。
いかなる名歌手といえども、こんなに唄声とメロディがお互いに溶け合いながら、心に染み込んでくるような味わいは出せないと想う。
園まりさんが「♪何も云わないで」を唄うと、心の中にいろんなものが湧き上がって、ある意味「神懸かった」ものを感じることがあるんですね。
そんなとき、想わずつぶやいてしまうのです。

「ああ、園まりさま」って。

・・・おしまい

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