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ビルボード・ヒット・オブ・ザ・ワールド

副題:日本中に『園まり』が溢れていた時代

 

○火曜日の漫画少年

昔、我が家は理髪店で、待合室には大量の雑誌がありましてね。
おかげで漫画本に不自由することはありませんでした。
毎週火曜日(トコヤさんの休日)になると、だれもいない待合室に陣取り、少年誌を片っ端から読んだものです。
おかげで近眼になっちゃった(^^;。

一冊残らず読み終えて、満足すると、その何倍もある週刊誌に目が留まる。
何冊か手にとってパラパラとめくると、必ず出てくるのが園まりさんの写真。

19666

「渡哲也さんは、まりちゃんの弟さんの先輩」

「同じ青山学院大学 経済学部」などと書いてあります

1966_10_30

昭和41年 週刊明星

こんな記事や写真が溢れてたんです。
映画情報誌などにも、怪獣映画やハリウッドスターと並んで、「まりちゃん」が輝いていた。

お店が営業している日は、一日中ラジオの音がしていて、毎日何度も優しい唄声が聞こえてた。
テレビのチャンネルを回すと、そこにも麗しい姿が。
日本中が『園まり』で溢れていた、そんな時代だったんです。

ところが、当時の状況を客観的に知りたいと思うと、適当な統計資料が見当たらない。
オリコンチャートなんて無かったし。

それで、色々探してみたら、意外なところに、良いのがありました。

 

 

○Billboard チャート・ランクイン

1962年 L'eclisse
1963年 L'eclisse
1964年
1965年 NANIMO IWANAIDE
1966年 AITAKUTE AITAKUTE・YUME WA YORU HIRAKU・NANDEMO NAIWA/YASASHII AME
1967年 YUMEWA YORU HIRAKU・KAERITAKU NAINO・TSURETETTE・AIWA OSHIMINAKU

19621229

1962年12月29日 Billboard チャート

196322

1963年2月2日 Billboard チャート

昭和37年12月29日にランキング1位となった「♪太陽はひとりぼっち」は資料によると、少なくとも翌年2月まで独走を続けました。
コレット・テンピア楽団と園まりさんによるカバーで、この統計はそれを合計したものと想われますが、いずれにしても、大人気の曲であったのは間違いなさそうです。
この曲が、園まりさんが歌う最初のヒット曲なんですね。

私は当時、7歳になったばかりでしたが、しっかりとメロディは耳に残っていたし、日本語バージョンがあったことも、かすかに憶えている。
園まりさんが歌っていたことまでは知らなかったけれど、知らず知らずのうちに「まりちゃんの唄声」を聴きながら育ったのだと想うと感慨深いものがあるんです。

19661029

1966年10月29日 Billboard チャート

「♪夢は夜ひらく」がリリースされた昭和41年10月、いきなりトップに。
この表でも、「先週・今週ともに1位」となっています。
そして「やさしい雨/何んでもないわ」も一足先にランクインしていた。
以後2曲同時のトップ10入りが続きます。

1967218

1967年2月18日 Billboard チャート

「♪夢は夜ひらく」の独走状態が翌年2月下旬まで続きます。
そしてその後「♪帰りたくないの」や「♪つれてって」なども、次々にランクインしました。

2曲同時にトップ10入りするのは、勢いのある歌手の場合、稀に見られることです。
しかし、こんなに何曲も連続してというのは、私が調べた範囲では、他に見当たらない、圧倒的な人気があったんですね。

その一方、儚げでもあり、トップスターでありながら「隣のお姉さん」みたいな、気負わない雰囲気が好かった。
そんなところが、とても慕わしく感じられるのです。

上の「Billboard チャート・ランクイン」では1967年までしか調べなかったのですが(当方、英語がだめで、力尽きました^^;)、それ以降も「♪あなたのとりこ」や「♪ひとりにしないで」がランクインしているかもしれません。
日本中『園まり』で溢れていた、いい時代だった。

Billboard_196854

Billboard 1968年5月4日

「♪あなたのとりこ」がヒットしていた時期の誌面ですが、写真自体は「♪愛は惜しみなく」のころ撮影されたものかと想われます。
ビルボード誌を飾る園まりさん、ちょっぴりはにかんだような表情が初々しい。
でも、世界のトップスターと肩を並べて、引けをとらないどころか、私にはひときわ明るく輝いて見えたのでした。

 

・・・おしまい

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