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2013年3月

ビルボード・ヒット・オブ・ザ・ワールド

副題:日本中に『園まり』が溢れていた時代

 

○火曜日の漫画少年

昔、我が家は理髪店で、待合室には大量の雑誌がありましてね。
おかげで漫画本に不自由することはありませんでした。
毎週火曜日(トコヤさんの休日)になると、だれもいない待合室に陣取り、少年誌を片っ端から読んだものです。
おかげで近眼になっちゃった(^^;。

一冊残らず読み終えて、満足すると、その何倍もある週刊誌に目が留まる。
何冊か手にとってパラパラとめくると、必ず出てくるのが園まりさんの写真。

19666

「渡哲也さんは、まりちゃんの弟さんの先輩」

「同じ青山学院大学 経済学部」などと書いてあります

1966_10_30

昭和41年 週刊明星

こんな記事や写真が溢れてたんです。
映画情報誌などにも、怪獣映画やハリウッドスターと並んで、「まりちゃん」が輝いていた。

お店が営業している日は、一日中ラジオの音がしていて、毎日何度も優しい唄声が聞こえてた。
テレビのチャンネルを回すと、そこにも麗しい姿が。
日本中が『園まり』で溢れていた、そんな時代だったんです。

ところが、当時の状況を客観的に知りたいと思うと、適当な統計資料が見当たらない。
オリコンチャートなんて無かったし。

それで、色々探してみたら、意外なところに、良いのがありました。

 

 

○Billboard チャート・ランクイン

1962年 L'eclisse
1963年 L'eclisse
1964年
1965年 NANIMO IWANAIDE
1966年 AITAKUTE AITAKUTE・YUME WA YORU HIRAKU・NANDEMO NAIWA/YASASHII AME
1967年 YUMEWA YORU HIRAKU・KAERITAKU NAINO・TSURETETTE・AIWA OSHIMINAKU

19621229

1962年12月29日 Billboard チャート

196322

1963年2月2日 Billboard チャート

昭和37年12月29日にランキング1位となった「♪太陽はひとりぼっち」は資料によると、少なくとも翌年2月まで独走を続けました。
コレット・テンピア楽団と園まりさんによるカバーで、この統計はそれを合計したものと想われますが、いずれにしても、大人気の曲であったのは間違いなさそうです。
この曲が、園まりさんが歌う最初のヒット曲なんですね。

私は当時、7歳になったばかりでしたが、しっかりとメロディは耳に残っていたし、日本語バージョンがあったことも、かすかに憶えている。
園まりさんが歌っていたことまでは知らなかったけれど、知らず知らずのうちに「まりちゃんの唄声」を聴きながら育ったのだと想うと感慨深いものがあるんです。

19661029

1966年10月29日 Billboard チャート

「♪夢は夜ひらく」がリリースされた昭和41年10月、いきなりトップに。
この表でも、「先週・今週ともに1位」となっています。
そして「やさしい雨/何んでもないわ」も一足先にランクインしていた。
以後2曲同時のトップ10入りが続きます。

1967218

1967年2月18日 Billboard チャート

「♪夢は夜ひらく」の独走状態が翌年2月下旬まで続きます。
そしてその後「♪帰りたくないの」や「♪つれてって」なども、次々にランクインしました。

2曲同時にトップ10入りするのは、勢いのある歌手の場合、稀に見られることです。
しかし、こんなに何曲も連続してというのは、私が調べた範囲では、他に見当たらない、圧倒的な人気があったんですね。

その一方、儚げでもあり、トップスターでありながら「隣のお姉さん」みたいな、気負わない雰囲気が好かった。
そんなところが、とても慕わしく感じられるのです。

上の「Billboard チャート・ランクイン」では1967年までしか調べなかったのですが(当方、英語がだめで、力尽きました^^;)、それ以降も「♪あなたのとりこ」や「♪ひとりにしないで」がランクインしているかもしれません。
日本中『園まり』で溢れていた、いい時代だった。

Billboard_196854

Billboard 1968年5月4日

「♪あなたのとりこ」がヒットしていた時期の誌面ですが、写真自体は「♪愛は惜しみなく」のころ撮影されたものかと想われます。
ビルボード誌を飾る園まりさん、ちょっぴりはにかんだような表情が初々しい。
でも、世界のトップスターと肩を並べて、引けをとらないどころか、私にはひときわ明るく輝いて見えたのでした。

 

・・・おしまい

可愛い Ba~Ba

副題:意外にも女らしかった

ちょっと前に、急性副鼻腔炎になり、それで頭がボ~っとしたって話は書きましたね。
これが、だいぶ治ったとはいえ、いまひとつシャキっとしない。

こんなときは、何でもいいから、脳みそに刺激が欲しい。
食欲不振のとき、辛いものが食べたくなるのと同じですな(私だけか?)。
それで、こんな本を取寄せてみました。

Photo

面白そうでしょ、内容からすると女性向けですが、男性が読んでも十分楽しめる。
どうして中尾ミエさんかというと、三人娘で一緒にお仕事をしている園まりさんが、とてもいい表情をするから。

Photo_2

2012年 『木曜8時のコンサート』 から

一笑千金とはこのことですね、美しくて可愛らしい笑顔、見ているだけで明るい気分になってきます。
まりちゃん曰く「昔は、ミエちゃんが苦手でした・・・でも今は大好きになった」。
それは、正直な気持ちでしょう、でなきゃ、こんな表情、できませんもの。
きっと、「中尾ミエさんって、魅力的な人なんだろうな」、そう想って、ちょっぴり知りたくなったってところもあります。

ところで、本を開いたら、予想外なものがありました。

Photo_3

直筆サイン

毛筆で書かれています、墨が反対側のカバーにも少しついていたりして、生々しい。
そういえば、ミエさん水泳だけじゃなく、習字もしていたんですね。
全てではないようですが、初版本の一部には『直筆サイン』が入っていて、それに偶然あたったようです(ラッキー^^)。

Cd

こんなところにCDが

裏表紙の中にCDがありました。
まだ聴いていないのですが、「♪可愛いベイビー」の替え歌「♪可愛い Ba~Ba」が入っているらしい。
一度取り出すと、収められなくなりそうなので、替わりのCDケースを用意したら聴いてみようと思ってます。

本題に戻りますが、これはいいなと感じたページを少しだけ紹介(現在出版中の本ですから、あまりネタバレできません)。

Photo_4

『薬はときには副作用 笑顔はいつでも福作用』

『笑う門には福来る』と同じですが、ミエさん流のシャレが効いてる。
ちょっとだけ引用↓


疲れたり、キモチが沈んだときは、鏡の前で笑顔をつくってみて。
「ラッキー」「キムチ~」といえば、自然に口角が上がるわ。
笑うと免疫力が高まるし、リラックス効果もバツグン。
練習しているうちに、イヤなことも忘れちゃったりするから、試しにやってみて。


なるほど、三人娘の笑顔も「三者三様」で魅力的だし。
自分の笑顔も鍛えなくちゃ、と思いつつ鏡の前でやってみた。
「ラッキー」「キムチ~」...う~ん、キモチワルイ。
お口直しに「まりちゃんの笑顔」を見ておきます(^^;。

Photo_5

溺れる者は泳げるものが助けよ

ボランティアの心構えみたいなことが、書いてあります。
「まり・ミエ・ゆかり」の三人娘は、長~く係わる覚悟で、本気モードのボランティア活動をしています。

山古志村の「三人娘」も、ちゃっかり宣伝してるところが、ミエさんらしい^^。

Photo_6

メンテナンスポイントは、うなじ、背中、アキレス腱

たしかに、ミエさんの背中は、きれいだ。
全ての女性は、こうあってほしいなぁ~、世の中全ての男性のために。
そしたら、皆が若々しく元気な世界になるってもんさ。

10

約束は10年先でもときめいて

「結局、待ち人来らずだったけど、思い出すといまも胸がときめくわ」って、男まさりの中尾ミエさん、意外に乙女で、女らしい。
さっきの話じゃないけど、世の中の全ての女性が、こうあってほしいですね。
あくまでも、気持ちの問題ですが。

Photo_7

『ロカビリー三人男&3人娘 スペシャル・コンサート2005』から

そして、ミエさんの意外な一面を知ったら、見なれた横顔も、いつもよりきれいに感じるから、不思議なものです。

この本、読みやすく、また面白くて、私は一気に全部見てしまいましたが、本当は、そういった読み方、ふさわしくないですね。
いつも身近に置いて、気が向いたとき、パラパラとめくり、偶然開いたページに目を通す。
そんなオシャレで気軽な読書が合っていると想う。

そろそろ春ですから、やわらかい日差しの中、ブレイクタイムに、紅茶でも飲みながら、いかが?
BGMは「♪可愛い Ba~Ba」で^^。

・・・おしまい

日野さんと、まりちゃん

副題:いつも いつも優しく

67

園まり/昭和41年

Photo

日野てる子/昭和41年

前回使おうと思って用意した画像ですが、文章がちゃらんぽらんで、挿しいれる場所がなくなってしまいました^^;。

これは平凡増刊号から、昭和41年の写真、こうして見ると、ちょっぴり雰囲気が似てますね。

別の雑誌、たとえば同時期の明星には、「顔を合わせるなり、モウレツな勢いで、おしゃべり・・・コロコロと笑いころげる。 そのにぎやかなこと」などと書いてあったりします。
「2人は大の仲よし」とも、感性が似ているのかな?
同じレコード会社だったので、顔を合わせる機会は多かったかもしれませんね。
いつもふたりで、コロコロと笑いころげてたのでしょうか?

・・・日野さんのお別れ会に、園まりさんが行かれなかったのは、その日、TV東京のロケ(秋田だったかな?)があったからで、さぞかし残念だったろうと、お察しします。

園まりさんで好きな曲といえば、「♪何も云わないで」と「♪逢いたくて逢いたくて」ですが、日野てる子さんだったら「♪南十字の星に泣く」と「♪さいはての湖」かなぁ。

日野さんの声は、さざ波すらない静かな湖面のように澄み切っていて、心に染み込んでくる。
「♪南十字の星に泣く」なんて、メロディがきれいで、子供のときでも聞き惚れました。
でも今聴くと歌詞がまた好い、作詞は岩谷時子さんだ。

 

     いつも いつも こうして
     なみだ なみだ たたえた
     海の 海の 響きを ききながら

 

言葉としては二度繰り返しますが、メロディとしては 3回繰り返す。
これがまた繊細な感じでいいのです。
中でも三番は特にお気に入り。

 

     いつも いつも優しく
     ほほと ほほを寄せあい
     夜と夜を かさねた人だもの

 

            「唄:日野てる子/作詞:岩谷時子」

 

ね、美しいでしょう、演歌などで見かける「あなたとすごした夜が・・・」みたいな、ありきたりの表現じゃないところが良い。

ご存知のように、この同じ言葉を繰り返す手法は、「♪逢いたくて逢いたくて」でも大成功を収めました。
直接感情にうったえる歌唱法、「園まり節」にピッタリだったんですね。

 

     すきなのよ すきなのよ
     くちずけをしてほしかったのだけど
     せつなくて 涙が でてきちゃう

 

            「唄:園まり/作詞:岩谷時子」

 

歌詞自体は、とても純朴なんですが、これを園まりさんが唄うと、清純さと同時に、官能的な部分もあるという、不思議な歌になる。
園まり&岩谷時子の組み合わせにだけ許された、独特の世界です。

そして「♪逢いたくて逢いたくて」の元歌はザ・ピーナッツの「♪手編みの靴下」ですが、ここで、すでに同じ手法を使っている。

 

     いつまでも いつまでも
     あの人に はいてほしいのだけど

 

     雪の夜 雪の夜
     銀色のあみ針に恋の糸

 

     いつの日も いつの日も
     面影を 胸に抱きしめて

 

         「唄:ザ・ピーナッツ/作詞:岩谷時子」

 

どうです、ほのぼのとして、良いでしょう。
こうして同じ言葉を繰り返すことによって、幸せな気持ちはより幸せに、悲しく切ない気持ちは、より切なく強調されるような気がします。

ところで、冒頭で園まりさんと日野てる子さんが似ていると書きましたが、容姿や唄い方のことではありません。

特徴的な唄い方で、それぞれ独自の世界を築きあげたお二人ですが、歌唱法自体が難しすぎたせいなのか、物まねされることもなかった(たぶん)。
それほど、個性的で唯一無二の存在なのです。

じゃ、どこが似てるかって言われたら、私の心の中に湧き上がる感情が、同じなんです。
「オメーの胸の内なんか、しらねーよ」と言われそうですが、そうなんだからしかたがない。

なんていったら良いのかな...園まりさんの歌を聴くときは、純粋に「エンタテイメント」としてのみ楽しんでいるわけではなくて、もうちょっと複雑な感情が湧き上がってくる。
「まりちゃん...」と心の中でつぶやいている自分がいるのです。

日野てる子さんの歌を聴くときも、それにちょっぴり似た感覚がある。
「日野さん...」って。

これ読んだ人、アホらしくなったでしょうね、でも私は大まじめです。
何をどう感じようと、良いじゃないですかぁ! 個人の自由なんだから。

Photo_2


この写真、お気に入り、スキャナに撮りたいのですが、CDケースからうまく出せなくて・・・何処かに同じ写真、おちてないかなぁ。

・・・おしまい

まりちゃんの写真集

副題:『昭和の美女』たち

 

いや~まいりました。
ちょっと前に急性副鼻腔炎なる病気になってしまいましてね。
いわゆる急性蓄膿症というやつです。
これに罹ると、どうなるかというと、頭がボケる。

「副鼻腔」、つまり脳に近い場所で炎症が起きるためなのか、意識モウロウ、まともにモノが考えられません。

ブログの更新もままならず、ホヨヨ~ンとしてました。

Photo

秋山庄太郎氏撮影

その間何をしていたかというと、これ。
今回は、ビジュアルについて、語ろうと思う・・・ナンチャッテ^^。
まあ、ボケ爺のたわごとと思って聞いてくださいナ。

左の写真は、秋山庄太郎氏のサイト『昭和の名花』から無断借用です(^┰^ゞ、。
そして、右の写真は雑誌の表紙に使われたものをWindowsのペイントで、塗りつぶしたもの。

1967

もとになった写真

塗り絵をしてたんです。
何も工夫する余地が無い単純作業なので、ボーっとしていても、ダイジョウブ。
これだけで半日掛かりましたが、やってみると案外楽しい。
ずっと園まりさんの顔を眺めながらの作業ですからね。

こうして並べてみると、この2枚が同じスタジオで、ほぼ同時に撮影されたものだと、判ります。
前髪の落ち方から、ビンの後れ毛まで同じですもんね。

右の、雑誌に使われた写真は、照明を複数使い、陰影を抑えて、明るい雰囲気を出している。
これぞ園まり、といった印象で、屈託の無い表情が可愛らしい。
一般受けを狙っている感じもありますが、世の男性諸氏はこちらの写真が好みなんだろうなぁ。

対して、『昭和の名花』は、あえて照明をひとつに絞り、深みを出している。
私の想像ですが、秋山氏個人としては、こちらのほうがお気に入りだったのではないのかな?
というか、「秋山流」を前面に押し出して、撮りたい様に撮った感じです。


表情に少し陰があり、「まりちゃん、何を想ってるの?」なんて気持ちにさせる。
でも、長いこと観てたら、雑誌の表紙より、こちらのほうが良くなってきましたね。
この、不思議な表情に、魂が吸い込まれそうなのです。
秋山氏は、そのあたりを狙ったのでしょうか?

このときは、上の2枚以外にも、相当数撮っているのではないかと想うのです。
秘蔵写真が沢山あるような気がするのですが、出してもらえないかな~

それで、探してみたらこんな写真集がありました。

Photo_2

秋山庄太郎 『昭和の美女』

1989年6月に発行されたこの本、現在は絶版で、程度のいい物を手に入れるのは、かなり難しい。
でも、表紙を見たとき、きっと園まりさんも載っているだろうと想った。
取寄せてみましたよ、内容までは確認できなかったんですが。

Photo_3

Photo_4

目次を見るとやっぱり!

S42

園まり(昭和42年)

え~? そんなぁ! 

園まりさん、もっと美人なんだから、きれいにとってよ~、お願いしますよ、秋山センセー。
『昭和の名花』を見たとき、少し感じたのですが、どうも秋山氏は、マニアックな撮り方をすることが、おありのようで(^^;。

でも、パラパラッっとめくってみたら、他にもお気に入りの写真を見つけた。
この本、厚みの割りに小さく、スキャナで取り込むのが難しかったので、同じ写真をネット上で探し、リンクを張りました。

S45

伊東ゆかり(昭和45年)

伊東ゆかりさん、ファッショナブルでカッコイイなぁ。
昭和50年代後半に見た、雑誌の記事を思い出します。
当時「男子大学生が選んだ、つれて歩きたい女性芸能人ベストテン!」なる特集が組まれていましてね。
伊東さん、その頃30代半ばだった筈なんですけど、若手女性アイドルを押しのけて、堂々の一位でした。
「つれて歩きたい」なんて、あまり表現としては良くないのですが、要するに人気投票で一番ってことですね。
昭和30年代後半に生まれた人なら、憶えているかもしれません。
この話、前に何処かで書いたことあるかな?

S43

松原智恵子(昭和43年)

私的には、女優さんの中でこの人が一番素敵だと思う。
中高生の時、松原智恵子さん見たさに、TBSドラマ『時間ですよ』をいつも観てました。
笑顔より、秋山氏好みの、ちょっとシリアスで静かな表情がよく似合う。
氏にとって、理想の被写体だったのかもしれませんね。
そういえば、去年だったかな、缶コーヒーのBOSS(CM)に出てました。
なんと、寝たきりの病人役でしたが、いい味出してましたよ。
お年を重ねても、きれいでしたね~。

S43_2

日野てる子(昭和43年)

小学生の時、好きでしたね~、なんでだろう。
「♪南十字の星に泣く」なんて、子供向けじゃないのに聴いてた。
日野さんが三十代の時、お子さんのことを話しているのを、テレビで見たことがあるんですが、優しい中にも凛とした雰囲気があって、愛情あふれる『お母さん』って感じだった。
若い頃と変わらぬ可愛らしさで、その姿の中に、理想の女性像を垣間見た気がしたものです。
今こうして写真を見ると、ずいぶん端正な顔立ちだったんですね。

Photo_5

いつも聴いてるこのCD、曲目はお気に入りだけど、ジャケ写真がどうもしっくりこない。
全盛期よりかなり後の写真でしょうが、それにしてもこんなに派手な印象じゃなかった。
もっと、清楚な雰囲気だったような気がする。

もしやと想い、モノクロに変換してみたら・・・

Photo

日野てる子・スチル写真風

必ずしもカラー写真が本物に近いとは限らない、モノクロのほうが真実を捉えている場合だってあるんですね。

無理に華やかな感じにしないほうが、いいのです。
ちょっと地味めに、清廉な雰囲気に撮ったほうが、美しい。

園まりさんの場合も、男性週刊誌に載っている写真より、意外に女性誌の写真が良かったりする。
あっさりとして、ちょっと物足りないくらいの写真が素敵なんです。

19666_226

園まり22歳 撮影/木村恵一

これは、昭和41年の『ヤングレディ』、自然な笑顔が実に好い。
この写真、とても、高度な技を使っているみたいなんですよ。

Photo_7

右目の拡大写真

カメラマンが二人いる。
瞳の中心付近に写り込んでいるスタンドライトのそばに、一人。
そしてもう一人は、右側でカメラを水平にかまえている。
園まりさんの注意を、右側のカメラマンに向けておいて、正面のカメラで撮っているんですね。
それで、このやわらかい眼差しというか、自然な表情を出しているようなのです。

しかし、現在(いま)の園まりさんは、こんな演出をしなくても、実にいい表情をしますね。
優しさを感じるだけでなく、生き生きとしていて、充実感がみなぎっています。

Photo_8


特に、ななめ横顔がお気に入り。
パン!っと張った頬から、細いけれど、くっきりとした顎までのラインがとてもきれいで、全体の表情を引き立てている。
年齢なんて関係ない、思わず見とれる美しさ。
無いものねだりになってしまいますが、デビューしてから現在に至るまでの『写真集』を何処かで、出してくれないかなあ。
この世の中に、かなりの原版があるはずなのですが、いろんな所に散ってるんでしょうね。
それらをまとめて出版すれば、絶対に需要はあると思うのです。
マガジンハウスさんあたり、お願い出来ませんかね~<(_ _)>。

以上、日野てる子さんと、園まりさんが主役のページでした。

・・・おしまい

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