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『ザンビ』

副題:ザ・ピーナッツ発祥の地

Photo

○アメリカ公園
昭和30年代の中頃まで、我が家の近く(名古屋城の近くと言った方がわかりやすいかな?)には、通称『アメリカ公園』なるものがありましてね。
ウサギ小屋のような、庶民の家が建ち並ぶ町並みの中で、そこだけがおとぎ話の世界みたいに、綺麗だった。
西欧の学校みたいな雰囲気で、見たこともない遊具もたくさんあった。
普段は門が閉まっているのだけれど、休日になると解放される。
それをめあてに、近所の子はみんな遊びにいったものです。

そこにはときどき、青い眼の子がいましてね。
当時の私と同じ、5歳くらいの女の子と、もうちょっと年長のお兄さんです。
二人とも金髪で、透きとおるように色が白く(まあ、白人ですから)、女の子は、お人形さんみたいだった。

一緒に遊んだこともあったんです。
言葉は全然通じないのですが、不便は感じなかった。
子供の遊びって、万国共通なんでしょうか?

それで『アメリカ公園』の正体なんですが、これがいまだにわかりません。
「進駐軍の居残り組」の子女が通う学校だった様な気もするのですが。
そういったものも昭和40年頃には全て消えてしまった。

                                                                                  

○『ザンビ』
ところが、つい最近まで、想わぬ所に進駐軍の名残があったらしいのです。

Photo_2

昔の『ザンビ』

写真のリンク先を見てもらえるとわかるのですが、このお店、戦後「進駐軍の将校さん」の社交場として創られ、その後、先代のオーナーさんが譲り受けて、レストラン兼ナイトクラブとして開業した模様です。
実は今年の夏、急に思い立って、『ザンビ』を探しに行ったことがあるのです。
「ザ・ピーナッツ発祥の地」をこの目で見ようと。

説明が後になってしまいましたが、このお店、ピーナッツのお二人が、ナベプロにスカウトされる前、「伊藤シスターズ」の名で唄っていた(もちろん、通っていた学校には、ないしょで ^^)ナイトクラブです。

もっとも、私はものごころつく前のことなので、当時のことを知りません。

ところが「中日新聞」で、エミちゃんの訃報記事を見たとき、ザンビが東区にあることを知った。
ネットで調べて出てきたのが写真のリンクだったのですが、実際に行ってみると、高層マンションになっていました。
数年前、代官町から栄(名古屋で一番の繁華街)セントラルパークの裏手に移動したようです。

「栄なら、家からも近いので、すぐ行ける・・・」
そう想って、見に行きましたよ、新しいザンビ。
中までは、見てきませんでしたけど。

Photo_3

『現在のザンビ』

その時に撮ったものです、先日デジカメの写真を整理していたら、出てきました。
これだけでは、お話としてちょっと寂しいので、新聞記事の抜粋も載せておきますね。


「ザ・ピーナッツ」は無名時代、名古屋市東区のレストラン兼ナイトクラブ「ザンビ」(当時)のステージで歌を磨き、デビューのチャンスをつかんだ。
経営者で十六年前に72歳でなくなった谷村一(はじめ)さんが、頑張りやだった二人を見初め、歌う場を提供した。
一さんから店を引き継いだ次男の和俊さん(54)は、小学生のころ、父と一緒にコンサートで名古屋市を訪れたザ・ピーナッツの楽屋を訪ねたという。
姉妹と一緒に撮った写真は、今も宝物だ。
二人がザンビのステージに立っていたころは覚えていないが、父からは「とにかく歌がうまかった。双子というおもしろさがあった」と聞かされていた。
「私も含め広い世代に愛されたアーティスト。寂しい思いがする」と話した。


この記事が、ローカルなものなのか、全国版なのかはわかりません。
でも名古屋では、受けるんです、こういう記事が。
なぜかって?
いまでも、ピーナッツのお二人を「誇り」に思っている人が多いから。
全国のピーナツファンから顰蹙を買いそうですね(^^;。
日本の代表的なアーティスト、そして「世界のピーナッツ」だって、わかってます、ちゃんと。
でも名古屋人にとっては、「誇り」なんです、やっぱり。

お二人が、シックスジョーズと宮川先生に出会い、ナベプロにスカウトされるきっかけになったと言われているナイトクラブ「フェルナンデス」が、「ザンビ」なのかどうかは判りません。
ただ、その出会いは、まったくの偶然ではなく、ザンビの先代オーナー『谷村一さん』がシックスジョーズのメンバーだったジミー竹内氏に連絡を入れたからのようです。
「有望な娘(こ)がいるから、名古屋を訪れたら、観に来て」って。

お二人の才能を見初めた、ザンビの初代オーナーさんと、それを観に来たナイトクラブのお客さんたち(つまり、最初のファンですな)がいたから、「伊藤シスターズは」歌を磨くことが出来た。
ザンビは「ザ・ピーナッツ発祥の地」なんです。

そんなことを考えながら、『ザンビ』の灯りをじっと見つめる。
お二人の唄う姿を心に浮かべ、観たつもり、逢えたつもりで、帰ってきました...

・・・おしまい

                                     

※現在『ザンビ』はナイトクラブではなく、フレンチレストランになっています。
  「栄セントラルパークの裏手」と書きましたが、地名は泉1丁目になるようです。

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