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園まり スッピン18歳

副題:「ミコ」は、まりちゃんが気になった?

 

○サナギが蝶になるように

小学生のとき、‘仲のよかった’女の子がいましてね。
kちゃんといって、3年から6年まで同じクラスでした。
帰る方向が同じだと言うので、よく一緒に、下校したものです。
内気で目立たない子でしたが、彼女を「女の子」と意識したことは一度もなく、男同士の親友と同じ気持ちだった。

たまには家に遊びに来て、「リリアン」とか「おはじき」等を教えてもらったり。
大人しかった私は、悪ガキ仲間と遊んでいると、ちょっと疲れてしまうのですが、kちゃんと一緒にいると安心できるし、話が合うので退屈することもなかった。
ところが5年生になったある日、二人でいるところを、札付きの同級生に冷やかされましてね。
「うわ、彼女と歩いてやがんの!」

この日から一緒に帰るのをやめました。
「女の子と歩いてるのって変なのかな?」って、つまらないことを気にしたんです。
そして、学校でも出来るだけ避けるようになった。
そうしているうちに、いつしかkちゃんから話しかけてくることも無くなりました。

小学校の卒業写真に載っていた彼女の住所を見たとき、「家が同じ方向」ではないことを知りました。
(kちゃん、ごめんね)

中学生のとき、フォークダンスの練習で、一度だけ手をつないで踊ったことがありましてね。
不思議な気分だった。
ずいぶん小柄に見えましたよ、小学生のときは、私より背が高かったのに。

数年後、小学校時代の同窓会があって、そこに来てました。
最初、誰なのかわからなかった、見違えるような美人に「ヘンシン」していたから。
クラスの男子に囲まれていて、「モテナイ君」の私には、出る幕がありません。
「ずっと仲良くしておけばよかった」って、チラッと思いましたね。
横顔を眺めていたら、私に気がついて、話かけてくれました。
「あらー、T君(←私のこと)ずいぶん背が高くなったわねー、昔はこんなにチビだったのに」。
フォークダンスのことは、全然覚えてなかったようで、記憶にあったのは小学生時代の私だけみたい(ガックリ)。
kちゃんと会ったのは、この時が最後です。
今は幸せに暮らしているのかなぁ。

 

 

○園まり スッピン18歳

少女時代に目立たなかった娘(こ)が、見違えるように美しくなることって、あると想うのですが、園まりさんの場合、どうだったのでしょうか?

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昭和37年8月ごろ

笑っちゃいますよね(^^。
お話をわかりやすくするために、わざとヘンな顔を選んだのです(まりちゃんゴメンね)。
園まりさんの名誉のために言いますが、小学生~高校時代の写真を見ると、なかなかの美少女なのです、本当は。

Photo

高校2年のとき 箱根で

しかし、芸能界に入ると、周りが派手なせいで、当初はあまり目立たない存在だったようです。

Photo_2

「♪ガラスの花園」のジャケット

それがある時期から見違えるように美しくなった。
ジャケットを見ると「♪ガラスの花園」をリリースした昭和39年の夏には「ヘンシン」している。
ビジュアル系として人気があったのか、プロマイドもたくさん出ていて、このジャケ写真と同じのもあるんですね。

この頃には『日劇ウエスタンカーニバル』のステージで「♪何も云わないで」を歌っているのではないかと想像するのですが、それを売り出す準備としての、イメージチェンジだったようです。

『ウエスタンカーニバル』では、熱狂した少女たちから、ヤジを飛ばされたんですって。
「まり、ひっこめぇ!」って。
ボーイッシュな印象から、あまりの変貌ぶりに、ファンの女の子たち、「裏切られた」と思ったのでしょうか?
このお話、2005年に東京国際フォーラムで開かれた『今、甦るウエスタン・カーニバル スペシャル・コンサート2005』のステージでも「ネタ」に使っていたくらいですから、案外よく知られたことなのかもしれませんねぇ。

Photo

「♪夢は夜ひらく」ジャケ写真

そして、誰もが知っている「園まり」のイメージ。
昭和41年のお姿です。
この上なく可愛らしいのですが・・・よく見ると、意外とお化粧が薄いんですね。
これでも「つけまつげ」くらいは、しているのかしらん?

Photo_4

昭和41年 ファンクラブ会報

そして、バッチリメイクするとこんな感じ、上の写真と同時期のものです。
女性は、ちょっとしたお化粧とヘアスタイルでイメージが変わるものですねぇ。
庶民的で控えめな印象の娘(こ)が、こんな絶世の美女になるのですから。
でも、私の好みでいうと、この中では「♪夢は夜ひらく」が一番ですね~。
秋の夜長(もう冬ですね)、じっと見つめていると、瞳に吸い込まれそう・・・

素朴な少女が美人にヘンシンするのはよくある話ですが、美少女だってヘンシンするぞというお話でした。

 

 

○「ミコ」は、まりちゃんが気になった?

ちょっと、前置きが長くなりすぎましたが、ホントはこれを本題にしたかった。
でも内容に自信がないので・・・

ずいぶん前に、何かで読んだのですが、情報源を思い出せません。
そんな、いい加減な話です。


「ミコ」は十代半ばから冠番組を持っており、すでにトップスターだった。
その番組に‘脇役’として「園まり」が入ってきた。
「園まり」は、デビューしたばかりの新人で、そんなに目立つ存在ではない。
ところが、ミコは、まりちゃんを気にしていたようだ。
トップスターで主役の彼女が新人で脇役の「園まり」を気にしている。
天才の名をほしいままにしている、あの「弘田三枝子」がである。
雑誌に載った「園まり」の記事をじっと見ているミコであった。


ざっと、こんな内容だったと想うのです。

ところで、上の写真「園まりスッピン十八歳」は昭和37年夏に撮ったものなので、ちょうどこの時期なんですよね。
リリースしたレコードで言うと「♪マッシュ・ポテト・タイム」の頃です。

個人的には「トップスター、弘田三枝子」が気にしていたのは、園まりさんの‘美貌’だろうと勝手に決めつけていたのですが、当時はこの素朴さですから、「もしかしたら、違うのではないか?」と想い始めているのです、最近は。

「ミコ」は、何を気にしていたのでしょうか?
「園まり」が持つスター性ではなかったのでしょうか?
本能的に「"ライバル"に成長する」と感じたのではないか?
結果的に、園まりさんはムード歌謡で一世を風靡することになったので、直接のライバルにはなりませんでしたが、歌のジャンルやタイミングが微妙にずれていれば、二人が強力なライバル同士になっていた可能性は十分あるわけです。

ところでこれは、本当のことなんでしょうか?
「お前が言ってどうする」って思わないでね。
私自身、何かの勘違いか記憶違いだろうと思っていたのだから。
ネットで検索しても、出てこないのです、似たような話が。
代わりに「シャボン玉ミコちゃん」が出てきましてね。
内容を確認すると、「昭和37年4月からの番組」で弘田三枝子さんが主役、園まりさんが脇役(三枝子の親友)ということになっています。

私は当時、小学一年で、夜八時には寝かされていたので、観たことありません、この番組。
でも、話のつじつまとしては合うのではないかと想っています。
まりちゃんが「♪鍛冶屋のルンバ」~「♪マッシュ・ポテト・タイム」を歌っていた時期だとすればね。

実はこの文章、私にしたら、ずいぶん背伸びをして書いているのです。
オンタイムで知り得なかったことを、どこかで聞きかじった話を元に、半分推測で書いているので。
しかし、団塊世代から上の方が聞いたら「なんだ、知ってるよ」と思うかもしれませんねぇ~
そのときは、笑ってやってください。
「大人になりたがっているやつがいるぞ」って(^^;ゞ。

 

2013年2月25日追記

先日、上の【「ミコ」は、まりちゃんが気になった?】について、大変貴重な情報が寄せられました。

ちらのぺージに投稿された「2013年2月17日(日)」のコメントなのですが、それによると、小林信彦著『1960年代日記』にそのことが書かれているということです。
小林信彦氏は中原弓彦(なかはら ゆみひこ)の筆名でマエタケさん(前田武彦氏)と一緒に「シャボン玉ミコちゃん」の脚本を書かれていた小説家で、評論家・放送作家でもあったようです。

Photo

『小林信彦60年代日記』

著者の、20代後半から30代にかけての私的日記であるともいえる『小林信彦60年代日記』は当初、白夜書房から1985年09月に発売され、その後『1960年代日記 (ちくま文庫)』として1990年01月に再販されたということです。
現在はどちらも絶版なのでしょうか?

この『1960年代日記』の[1962年8月8日(水)]部分に、園まりさんについての記述があるらしいのですが、頂戴したコメントの中から、その部分を抜粋させていただきます。


9時半から、TBSのリハーサル。主役のミコは、すでに9時にきていて、お化粧している。
私が週刊誌に出ている園まりの写真を見せると、浮かぬ顔をする。(大天才なのに、脇役である園まりを気にするのがおかしい。)
台本の疑問の部分を、いちいち質問するのは、よし。

そこに園まりがきて、「ああ、肌がブツブツしちゃった」というので、私、タレントをやめて、早く結婚しちまえ、と言う。
「えーっ、やめるんですかぁ!」
園まりは、「マッシュ・ポテト・タイム」で売り出そうとしている子で、新曲のことのみ口にするようにしつけられている(?)のだが、私が紋切型の会話をしないので、本音を言うようになった。〈タレントにするには惜しい子〉である。
ミコのような怪物ではない。ミコは生れつきのスターである。 (注・よけいなことを言うものではない。数年後に、園まりが「夢は夜ひらく」を大ヒットさせたあと、私は顔を合わさないように逃げまわる羽目になった。


私も殆ど忘れていたので、【「ミコ」は、まりちゃんが気になった?】では、かなり文章が違ってしまいましたが、言われてみれば〈タレントにするには惜しい子〉という部分だけは、かすかに覚えがある。
何か印象に残ったのです、意味深げだなあと。
「芸能人にならなかったら、そちらのほうが惜しいじゃないか」とも想いますが、園まりさんの人柄を「個人的に知っている」人なら、本当の意味が解るかも知れませんねぇ。

・・・おしまい

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