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随想、「クレージーメキシコ大作戦」

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この映画、実のところ、まだ一度も、通しては観ておりません。
何十回も観ているのですが、いつも気に入ったシーンだけを掻い摘んで観ているため、とても感想を書ける状態にはないのです(^^;。
ですから、感想ではなく、随想。

でも最近やっと、筋書きも繋がってきたので、忘れないうちに、思ったことをメモしておこうと、作ったページです。

初めてDVDを観たとき感じたのは、「ありゃ?!、昔観たことあるぞ」でした。
確かめようと、ネット検索しても出てこないし、遠い遠い過去の記憶なので、あまり自信はありませんが、昭和44年か45年頃、テレビで放映していたことがあるのです。
私が住んでいる中部地方だけかも知れません。
野球中継が中止になった穴埋めに放映されたのかも知れません。

観たのは、初め三分の一くらい、主役の鈴木三郎(谷啓さん)が飛行機に乗ってアメリカに逃亡するところまで。
2時間40分を超える長編大作ですから、通常の映画番組の枠で放送するのは難しいでしょう。
きっと何回かに分割して、放映された一部を観たのでしょう。
ゴールデンタイムではなく、日中でしたから、休日か春休み等ではなかったかと想うのです。

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車内に捨てられた死体に気づき、驚く三郎

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結婚式場から逃げる三郎とぶつかり、転んでしまった雪子

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「あたしのために(結婚を)やめてくれたのね?」

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別のタクシーで三郎を追いかける雪子

それで、はっきり思い出せるのが、この場面。
谷啓さんと園まりさんの出演するシーンばかりです。
他の場面はうろ覚えというか、殆ど思い出せません。

ところで、他人から見たらどうでも良いような事に、何故こんなに拘るかというと・・・この頃私は、ちょうど思春期を迎えたところで、頭の中が子供から大人に切り替わろうとしていたときでした。
それで幼い頃から、神聖な気持ちで敬愛した園まりさんの姿が、それまでとは違う見え方をした。
早い話が、女性として魅力的に見えてしまったのです。
そのことが、どうしても受け入れられなくて、なるべく観ないよう、避けていた。
それが受け入れられるまでに、40年もかかりました。
なのに、この映画だけは、しっかり観ていたと云うことは、まだまだ未練があったのでしょうか?
解りません、あまりにも昔のことなので。

それはさておき、やっと頭の中で筋書きが繋がりましたので、ごく簡単に書いておきます。


鈴木三郎(谷啓)は優秀な銀行員、高級料亭の仲居で相川雪子(園まり)という恋人がいるのだが、出世や財産に目がくらんで頭取の娘と婚約する。
そんな折り、殺人事件に巻き込まれ、容疑者にされた三郎は、結婚式場から逃げ出し、単身飛行機に飛び乗ってアメリカに逃亡。
雪子も三郎を探すため、サンフランシスコ支店に転属させてもらうことに。

逃亡した三郎、人違いで誘拐されアメリカに連れて行かれた酒森進(植木等)、恋人を追ってアメリカまで密航した清水忠治(ハナ肇)他、アメリカギャングと日本ヤクザが入り乱れて、メキシコに渡り・・・全体のあらすじと解説・スチル写真はこちら


人によって意見は分かれると想いますが、私にとってこの映画、一番の魅力は、園まりさんの着物姿がたっぷり観られること。
そして、三郎にぞっこんな、雪子のキャラクターが可愛らしいことです。

それじゃ、園まりさんの着物姿を中心に観ていきましょうか。

Photo_6

頭取の娘とデートする三郎に遭遇、驚く雪子

雪子、あまりの驚きぶりに、目が点になります。
「不安が現実のものになった」と云った表情とともに、この場で三郎の真意を確かめねば、とあわてます。

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三郎を問い詰める雪子

当然の成り行きで、三郎を問い詰める雪子。
園まりさん出演シーンでは、バックに「♪あなたのとりこ」がさりげなく流れ、主役の一人であることを伺わせます。
これが雰囲気をもりあげて、なかなか良い。
ここで谷啓さん「好きな雪子を捨て、自分の心を偽ってまで出世を取ろうとする、男のヤラシさ」をコミカルに演じます。

ところで、またまた余談ですが、このロケ、場所が判っています。
以前、どこかのブログ?にあったのでリンクを貼りたいのですが、見失ってしまいました。
仕方ないので新たに写真で解説します。

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東京都渋谷区神宮前6丁目 ロケ現場

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歩道橋、階段、美容院

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山の手線 高架

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明治通から見た 歩道橋、階段、美容院

東京や、その周辺に住まれている方は、割と身近な風景かも知れませんね。

                                                

場面は変わって、アメリカロケ、園まりさんの演技というか、表情がすばらしい。

Photo_12

「とにかく悪いやつですよ、どうしてもこいつをとっつかまえてやんなくちゃ!」
「おあいにく様、三郎さんもうアメリカにいませんから」

三郎を犯人扱いされて、動揺する雪子。
それを、ちょっと泥臭いぐらい、大げさに表現するのですが、体を翻す次の一瞬、僅かな表情で悔しさを滲ませます。
これが、サブリミナルのように、じわっと効いてくるんですよね。
緩急自在の表現力というか、園まりさん、表情で演技したら、一級品の実力です。

Photo_13

「三郎さん...」

三郎の身をひたすら案じる雪子。
このキャラクターはホントに可愛い。
映画の世界には、絶世の美女・強い母・小悪魔など魅力的な女性像は数多く登場しますが、中でも「純粋で可愛い女」を演じたら、園まりさんの右に出る女優はいませんね~

そして、この映画で最大の見どころ、園まりさんが唄う「♪あなたのとりこ」。
ワンコーラス、しっかり歌ってくれます。
レコードより少しだけ太めで張りのある声ですが、私はこの「♪あなたのとりこ」が大好き。

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「♪あなたのとりこ」

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「♪あなたのとりこ」

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「♪あなたのとりこ」

画像を見たら、一目瞭然、唄っているときの姿が、一番良い。
やっぱり、根っからの歌手なんだなぁ~と思います。
このシーンは何十回観ても飽きませんね~(^^。
ここでインターミッション、一服です。

                                       

そして、もう一つの見どころ、ザ・ピーナッツが歌う「♪シエリト・リンド」

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「♪シエリト・リンド」

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「♪シエリト・リンド」

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「♪シエリト・リンド」

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「♪シエリト・リンド」

何というか、華やかなこと、この上ない。
やはりピーナッツは、トップスターなんだと感じます。
ピーナッツファンにとっては、おそらくと云うより、確実にこのシーンが最大の見どころになるでしょう。
私が、「♪あなたのとりこ」ばかり繰り返し観るように、彼らも、「♪シエリト・リンド」ばかり観ているのではないでしょうか。

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「石山さん?! 三郎さんどこ?」
三郎のことしか頭にない 雪子

場面は変わって、メキシコ ロケ、ここでも着物姿を見せてくれます。

Photo_22

「三郎さん、よかったわね」

事件は全て解決し、帰りの飛行機の中、綺麗な着物姿です。
どうですか、この美しい姿・・・って私が自慢することじゃありませんけど(^^;。
今回画像はUPしませんでしたが、後ろ姿も、首が細く、ちょっぴりきゃしゃな感じで、とても美しいんですょ。

まりさん「クレージー黄金作戦」のときは、初めての海外ロケで、かなり緊張したようですが、このメキシコ大作戦では「すごく楽しかった」そうです。
(飛行機が苦手なのだけは、相変わらずだったみたいだけど)

Photo_23

おみやげいっぱい

これがその証拠、海外ロケのお土産。
よくまあこんなに買ったもんですね~。
プライベートではキャピキャピだった園まりさんが、目に浮かぶようです。

                                              

2012年9月15日追記:
上の、雪子が三郎を問い詰めるシーンのロケ地。
これが宮下公園であるのはわかっているのですが、頭取の娘とデートする三郎が、雪子と遭遇する場所までは判らなかった。

Photo

何処かで見たことがある景色なのですが・・・
それが、昨日突然思いだした。
新宿駅西口ではないのでしょうか?

この場所、園まりさんの主演映画『愛のきずな』にも出てきます、一瞬ですが。
信州に帰ろうとする『平井雪子』(ちょっと話がややこしいのですが、こちらの映画でも園まりさんが演ずる役は"雪子"なのです)を追いかけて、恋人の『鈴木良平』が新宿駅に駆けつけるシーンで、車窓から見える。
ところで『愛のきずな』は、私にはちょっとショックが大きくて、一度観たきり、ずっとお蔵入りにしてました。
けど...また観てみようかな。
「怖いもの見たさ」も、ちょっぴりありますが『平井雪子』はなかなか魅力的だった。

新宿駅西口付近、昭和50年代の始め頃、実際に歩いたことがあります。
現在(いま)は様変わりしているんでしょうねぇ~、きっと。

FIN

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