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いじめ

副題:園まりさんも、幼い頃、イジメに傷ついていたらしいのです

                                                   

まず最初に・・・
私自身いじめられていたことは
「♪何も云わないで」のところで書いたのですが、逆に人をいじめた経験も告白せねばなりません。
小学5,6年の時、いつも一緒に遊んでいた「悪ガキ5人組」の中に、「中性」とあだ名されたヤツがいた。
気立てが優しく美男子だったので、女子にはけっこう人気があったが、声が甲高いのと、走り方が少しナヨナヨしていたせいで、誰かが「中性!」と呼んだ。
それがそのまま、あだ名になっちゃったんだ。
私は、彼の優しくて思い遣りある性格が好きだったが、親しみを込めていつも「中性!」って呼んでいた。
ある日、いつものように「中性!」と呼んだが、返事がない。
「おい、中性!」もう一度呼んだとき、ふり返りざま「僕は中性じゃないやい!」・・・その目には、涙があふれていた。
一年以上、いや二年近く、屈辱に耐えていたことを訴える眼差しだった。
ショックだった・・いじめられる者の気持ちは、人一倍解っているつもりだったのに。
でも、自分では気がつかない内に、イジメ続けていたんだ。
この一件でしばらく自己嫌悪に陥り、それに懲りて、彼のことを二度と「中性」と呼ぶことはなかった。
私にとって幸いだったのは、その後も彼は何事もなかったように、付き合ってくれたことだった。
中学に入ると、背が伸び、ひげが生え、声変わりした彼を「中性」と呼ぶ者は誰もいなくなった。
女子に人気の、フツーの「男子生徒」になったんだ。
このことで学んだのは、「いじめるつもりが無くても、イジメになってしまうことがある」ってことだ。
人の痛みが解る心、相手が傷ついていることに気付く感受性、「嫌がらせなんて、絶対にしないぞ」と云う意識。
そういったものを、常に持ち続けなければ必ず「いじめ」に繋がる。
私をいじめた担任教師も、上に書いたような配慮が、少し欠けていただけで「いじめてやろう」なんて思わなかったに違いない。
手に負えない生徒だから「少し懲らしめてやろう」とは思ったかも知れないが。

だいぶ話が脱線したが、園まりさんのことを書こう。
いじめられるきっかけは、やはり「目立つ」ことにあったようだ。
まりさんは、物心つくかつかないかの幼い頃、年長の子と遊んでいて、大けがを負ってしまう。
左腕骨折だが、小学校に入学してまもなく、入院・再手術したと云うから、骨折でも、かなり重傷の部類だったのだろう。
目立つ傷が残らなくて良かった・・・女の子だからね。
それはともかく、ギプスのため洋服は着られないので、着物に羽織り姿で登校したそうな。

Photo_2

上の写真は、怪我が治った後の物だと想うが、昭和20年代の子供としては、姉妹そろって、かなり目立つ容姿だ。
それが、着物に羽織り姿となれば、イジメっ子の標的となるのは想像に難くない。
カミさんに「女の子のイジメ」がどんなものか教えてもらったが、男の子のそれに比べるとかなり陰険なようだ。
「仲間はずれ」「無視」「陰口」「遠回りに嫌がらせ」等々・・・男に生まれて良かった。
おそらく園まりさんも、そういったイジメにあったのだろう。
ところで、私は小学2年の時、鉄棒から飛び降りて左手首を骨折、2ヶ月間ギプスだった。
入院するほどではなかったが、片手が使えない。
登校するも、鉛筆を削ることさえ出来なかった。
当時の鉛筆削りは、電動じゃなかったからね。
それは一例だが、とにかく、あらゆることで友だちの助けがなければ、学校生活は成り立たなかったんだ。
そういった状況で、イジメにあったとしたら、これは辛い。

まりさんも、どうしようもない困った状況に、度々立たされたであろうし、それよりも、精神的ダメージはもっと大きかっただろう。
一度標的になると、怪我が治ったあとも、イジメは繰り返されたかも知れない。
こころねの優しい、内気な子だったのに。
                                 ※想像です

そんな体験から学んだことは「イジメ、意地悪だけは絶対にしない」と幼心に誓ったことだったと云う。
私も、いじめられている時「自分は人をいじめたりしない」と心に誓ったような気はするのですが、喉元すぎると熱さを忘れてしまった。
そして結局は、人をいじめてしまい、忘れていたことを「中性」に教えられた。
まりさんは現在(いま)でもきっと「自分自身のルール」として心に刻んでいるのだろう。
園まりさんが持つ、優しさと強さの秘密を、ほんのちょっとだけ垣間見たような気がする。

参考:夕刊フジ 自伝「園まり」

実は、同じ紙面に、もっと大変なことが載っているのですが、私の人生経験からでは、ちょっと想像するのが難しい。
十分理解せずに書くのは失礼なので、割愛させていただきます。
しかし、園まりさん、そんなことを、意外なほどあっさりと、カラッと言ってのけるんですよね~
見かけによらず、性格が男っぽいのかしらん?

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