最近のトラックバック

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

« 園まりニュース | トップページ | まりちゃんの「壁紙」 »

「女優:園まり」の演技力

副題:表情でセリフを語る、園まりさん

                        

私は洋画、特にハリウッド映画は好きだが、邦画はほとんど見ない。
だから、日本の俳優には全然興味がないし、詳しくもない。
でも、園まりさんだけは別なんですよね~
「園まりさんなら、何でもOKなんだろう」と突っ込まれたら、否定できないところもあるのですが、「女優:園まり」は客観的に見ても、ほんとに良いです。
何が良いって・・あの・・・・美貌 (^-^;
最初はね、美しい姿に惹かれたのは、確かです。
でも、何度も観ていると、それは、「女優:園まり」が持つ深い魅力の中でも、ほんの入り口にすぎないことに、気が付きます。
一本映画を観たとします。
一回目は、筋書きや脚本のおもしろさ、まりさんの美貌と愛らしさを堪能できます。
二回目は、自然な演技に魅了されます。
三回目からなんですよね、「女優:園まり」のほんとの魅力が、解ってくるのは。
主題に「女優:園まり」の演技力と書きましたが、正確に云うと、表現力と言った方がいいかも知れません。
実はまりさん、セリフやその言い回しが、大得意ってわけでは、ないのですよね。
じゃ、何がそんなに魅力かと云ったら、表情と仕草です。
感情表現を実にリアルに、そして美しく表現しているのですよね。
セリフに出てこない言葉を想像させる・・・小説に例えたら「行間を読ませる」と云ったらいいのでしょうか?
そんなことを、観る者に感じさせてくれるのが、園まりさんの魅力なのです。
だから、同じ映画を何回観ても、あきない。
観るたびに、新しい発見があるのです。
何れの表情も一瞬(瞬きしたら見逃します)ですが、一例を挙げましょうか。
わかりやすいところで「クレージー黄金作戦」から

Photo

『花園君、私と...結婚してくれ!』
『まァ........!そしたら、あたしのお願い聴いてくださる?』
(梨本先生をクビにしないでって、お願いしようかしら?)
『いいとも、望みがあるなら、何でもかなえてあげるよ』

Photo_2

(・・・何考えてるの?...そんなこと、できない)
『いいえ、あたしやっぱり....失礼します』

『』は実際のセリフですが、映画の中には存在しない( )の言葉を想像できる。
園まりさんの演技(表情)が、いじらしい乙女心を感じさせます

                       

                       

もう一つ、今度は上級編で「クレージーメキシコ大作戦」からです。

Photo_3

『常務さんのお嬢さんと婚約したって、ホント?』
『そっそんなこと無いよ!』

Photo_4

『そりゃそうよね、三郎さんには、あたしがいるもんね』

ヒェ~・・・こっ怖い。
突っ込みまくる雪子(園まり)に、タジタジの鈴木三郎(谷啓)。
でも、このシーンで園まりさんが表現しているのは(お願いだから、あなたのことを信じさせて)なのです。
こんな怖い表情で、「とびきり可愛い女」を演じているんですよね

こう云ったことは、脚本家や監督の意図を、如何に表現するかにかかっている訳ですから、才能だけでは出来ない。
どんなに才能に恵まれた俳優であっても、独りよがりでは無理な事なのです。
園まりさんの人柄を想像してください。
宮川先生の歌唱指導を謙虚に受けとめ、坪島監督の演技指導のとおり、生真面目に熱演したまりさんの人柄を。
映画なんて、監督や脚本家無くしては、存在しません。
どんな名優でも、監督を振り回したら、ロクな映画は出来ませんからね。
映画を観ていると、まりさんの誠実な人柄が見えてきます。
しかし、まりさんの着物姿って、良いな~

ところで、演技や表現力とは直接関係ないことですが、まりさん御本人の「癖」もまた魅力なのです。
たとえば・・・

Photo_5

『かってに患者さんを特別室に入れたりして、院長さんに叱られないかしら...』

この時、体をひるがえしながら、フワリフワリと歩く仕草、これは多分、演技じゃなくて、「癖」なんですよね。
ゆっくりとスタンドマイクに近づくとき等に、時々出る癖。
それが、ステージ上の「カッコイイ園まり」として脳裏に焼き付いているので、何でもないシーンが、すごく素敵に見えてきちゃう。
他にもいろんな「癖」が散見されます。
そんなところも見所なんですよね。

このような、「癖」や個性、「謙虚さ」が魅力の超大物俳優といったら、真っ先に思い浮かぶのが「石原裕次郎」「渡哲也」です。
まりさんも、大物俳優になれる資質は十分あったと思いますが、やはり、根っからの歌い手なんでしょうね。
歌手から女優にシフトしようと云う考えは、無かったようです。
もったいないですが・・・
でも、おかげで今でも、現役バリバリの歌声が聴ける。

さて、今夜はどこから観ようか? それともCDを聴こうか?
「園まり」の魅力は尽きない。

----------------------------------------------------
「園まり」出演映画

1973年 東宝 夕日くん サラリーマン仁義
1971年 東宝 だまされて貰います
1969年 東宝 愛のきずな
1968年 東宝 クレージーメキシコ大作戦
1967年 日活 愛は惜しみなく
1967年 東宝 クレージー黄金作戦
1967年 日活 夢は夜ひらく
1966年 日活 逢いたくて逢いたくて
1965年 東宝 続西の王将・東の大将
1965年 東映 一発かましたれ
1964年 東映 十七才のこの胸に
1964年 東宝 西の王将東の大将
1964年 東宝 続若い季節
1963年 東宝 若い仲間たち うちら祇園の舞妓はん
1963年 東宝 ハイハイ3人娘
----------------------------------------------------

                                       

« 園まりニュース | トップページ | まりちゃんの「壁紙」 »

園まり」カテゴリの記事